平成20年4月以降に入学した留学生の歓迎と本年3月に勉学や研究を終えて帰国する留学生の祝賀を兼ねた総長主催の懇談会が,2月13日(金)に京王プラザホテル札幌において開催されました。
当日は,留学生をはじめ,在札幌外国公館,留学生支援団体の方々のほか,各部局長,指導教員,留学生関係委員会委員の先生など,例年を大きく上回る420名の出席がありました。
懇談会は,佐伯総長の挨拶に始まり,その後,来賓を代表して在札幌アメリカ合衆国総領事館 ダーナ・ウェルトン総領事からご挨拶をいただきました。
ついで,入学生を代表して,フランスから来たシャピュイ・ユーゴ・ジャンさん(HUSTEP)から,札幌に着いたときにはフランスとの違いに驚き,慣れることができるか心配だったが,各国から来ている留学生や,日本人の学生ともすぐに友達になることができ,今は楽しく生活しているとの話がありました。
また,帰国留学生を代表して,インドのバルア・アキール・ランジャンさん(大学院農学院博士後期課程)からは,日本に来た始めのころは,買い物に行ったときにどれが塩でどれが砂糖か分からなかったことや,いろいろな戸惑いなどについて話があり,また,帰国後は,北海道大学で培った知識や経験を活かし,母国の発展に寄与したいとの抱負が語られました。
代表者のスピーチの後,脇田副学長の乾杯の音頭で懇談に入り,留学生と指導教員を始め大学関係者や留学生支援団体の方々との懇談の輪が広がり,楽しい交流の一時を過ごしました。
最後に,留学生センター長でもある本堂副学長の励ましの言葉と締めの乾杯で懇談会は盛況のうちに終了しました。
乾杯する参加者
(2009.2.13)