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「北海道大学〜名古屋大学合同大学デイズ(南京・北京)」開催

 本学は,日本と中国の教育研究分野の連携推進と,グローバルな観点を持ちイノベーション精神に富む優秀な人材育成につなげることを目的として,名古屋大学と共に,3月6日(金)には中国南京市南京大学において南京大学・名古屋大学・北海道大学の合同大学デイを,8日(日)には北京市清華大学において清華大学・北海道大学・名古屋大学の合同大学デイを開催しました。
 このイベントは,中国の学生たちに日本の大学の最先端の学術研究成果や,二つの大学の歴史と現状を紹介し,日本の教員や学生との直接的なコミュニケーションによって,日中文化の異なった魅力を味わってもらうことを目的としたものです。日本からは,両大学の総長,国際交流担当副学長をはじめ,学部・研究科等から合わせて約70名の教職員・学生が参加しました。現在中国では,北海道を舞台にした映画が人気を博しており,佐伯総長が北海道の雄大な自然や,その中で研究に打ち込める北海道大学の環境を紹介すると,参加者は強い関心を示していました。
 南京会場には,南京大学洪銀興校党書記,石井哲也在上海日本国総領事館主席領事,また,北京会場では,陳旭清華大学副学長,道上尚史在中国日本大使館公使,福西浩日本学術振興会北京研究連絡センター所長を来賓に,それぞれ中国・日本の大学関係者,学生などが出席し,両大学の総長や同窓生によるトークセッションや,教員による講演に聞き入っていました。また,同時に行われた留学相談会では,参加したグローバルCOEプログラムや研究科等のブースに,入りきれないほどの学生が訪れて,両大学の教職員に熱心に質問をしていました。
 清華大学会場では,本学の学生サークル「民研わだち」が民舞を披露し,初めて見る日本の踊りに参加者は興味深く見入っていました。民舞発表後は,民研わだちの学生と中国人学生が,日中の文化や生活について語り合う姿が見られました。
 今回のイベントでは,両会場あわせておよそ500名の参加がありました。本学は今後も海外でのPRに力を入れ,優秀な留学生の受入拡大と国際交流の推進に努めます。

挨拶をする佐伯総長

(2009.3.6・3.8)