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数学連携研究センター看板の設置

 平成20年4月1日に学内共同教育研究施設として数学連携研究センターが設置されました。本センターは,21世紀COE「特異性から見た非線形構造の数学」の成果,内外からの高い評価を踏まえて,理学研究院と電子科学研究所の共同提案を受けて設置されたものです。
 本センターでは,学内の数学研究ならびに数学関連分野の研究に関心を持つ研究者が兼務教員として共同で研究活動を行い,進化し続ける数学に関する研究成果の国内外への発信及び国内外の研究拠点との連携強化を図っていきます。
 数学の教育研究活動の深化を支援すると共に,他の研究分野における数学的問題を探索し解決するために,数学を共通の合意言語として形成し,科学の諸領域における「つながる知」の中核としての機能をセンターでは担っていきます。そのために,学内外の様々な研究領域を関連付けるとともに,教育研究の成果を世界に発信し,さらには文理の枠を越えた横 断的な思考力を有する人材を育成していきます。これをもって人類が対処すべき課題の解決に資していきたいと考えています。
 昨年度はこうした理念のもと,数学連携サロンの開催(全10回),RCIM Letterの発行,他大学との連携等の活動を行いました。今年度も引き続き精力的に活動していく予定です。学内各部の皆様の今年度のセンターにおける活動への参加をお待ちしております。
 さてこの度,理学部3号館改修工事完了に伴い当センターの看板が設置されたことから4月24日(金)に佐伯総長をお招きし,看板お披露目会をとりおこないました。センター看板の題字は佐伯総長の書によるものです。
 平成21年4月1日より数学連携研究センターは創成研究機構の構成組織として位置づけられています。

センター看板前にて 佐伯総長(左),津田センター長(右)

(2009.4.24)