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国立大学附置研究所・センター長会議臨時総会・第1部会シンポジウムを開催

 去る10月22日(木)23日(金)の両日,大阪大学産業科学研究所及び,本学触媒化学研究センターを当番校として,札幌市内のホテルにおいて「国立大学附置研究所・センター長会議臨時総会・第1部会シンポジウム」が開催されました。
 本会議は,国立大学の附置研究所及び研究センター相互の緊密な連絡と協力によりわが国の学術の振興に寄与することを目的として,全国83機関により構成されています。本会議は,83の機関を3つの部会に分け,全体の総会を年1回,各部会の総会及びシンポジウムが各1回開催されています。
 今年度は,例年5月に開催されている総会が新型インフルエンザの猛威により中止となり,この度,第1部会シンポジウムの開催に併せて臨時総会が開催されました。
 初日,本会議第1部会長の上田触媒化学研究センター長及び佐伯総長による挨拶の後,「環境時代の新しい科学感・技術感を生む」をテーマにシンポジウムが開催され,触媒化学研究センターの笠原二郎特任教授,東京工業大学フロンティア研究センター・応用セラミック研究所の細野秀雄教授及び大阪大学産業科学研究所の山口明人所長による講演が行なわれました。
 シンポジウム終了後,文部科学省研究振興局学術機関課の勝野頼彦課長,渡邊和良課長補佐及び岡田章秀係員出席のもと臨時総会が開催され,本会議会長の山口明人大阪大学産業科学研究所長及び本学岡田尚武理事・副学長による挨拶に続き,勝野課長から予算関係,共同利用・共同研究拠点関係,第二期中期目標・中期計画関係及び科学技術・学術審議会学術分科会の動向等について説明があり,予定の時間を超過して活発な質疑応答が行われました。
  2日目は,第1,第2及び第3の各部会長による前日の部会報告の後,共同利用・共同研究拠点との関係など同会議の今後の在り方を中心に審議が行われ,次年度に向け同会議のミッション・枠組み等を継続して検討することを確認し,2日間の日程を終了しました。

第1部会シンポジウムで挨拶する佐伯総長

(2009.10.22・23)