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「国際化加速に向けたFD〜目指せ!バイリンガル大学〜」を実施

 国際企画課国際教育連携支援チームは高等教育機能開発総合センターと共催で,12月1日(火)〜2日(水)にわたり,標記のテーマでFDを実施しました。
 「オランダの大学に学ぶ北大の国際化戦略」と題した第1日目は,計208名(教員160名,職員48名)が参加しました。前半は,2009年8月末に行われたライデン大学・デルフト工科大学でのFDプログラム参加者から,大学院の授業を2005年から英語化した両大学の国際化戦略について報告があり,後半は,本学の国際化戦略の課題と目標について,本堂理事・副学長(国際交流担当)及び脇田理事・副学長(教育担当)からの講演の後,パネルディスカッションが行われました。最後に佐伯総長の講評として,次期中期目標・中期計画の重要なキーワードとして「世界に開かれた大学の実現」及び「世界水準の人材育成システムの確立」が挙げられました。
 「やってみよう!英語での授業」と題した第2日目は,計174名(教員164名,職員10名)が参加しました。前半は,工学研究科で実施されている英語での授業に対する日本人学生や留学生からの期待やフィードバックについての講演のほか,高等教育機能開発総合センターの国際化に関する取り組みについて紹介がありました。後半は,「見てみよう!英語での授業」と題して,本堂理事・副学長が先陣を切り,続いて文学研究科向け英語による授業に関するFDプログラム及びライデン大学FDプログラム参加者を含む4名の教員がデモレッスンを行いました。最後に佐伯総長の講評として,「第1日目はなぜ英語による教育が必要かということから始まり,第2日目は実際の英語による授業について紹介などがありましたが,まずはやってみることが大切で,組織や全体構想を生み出すまでには時間がかかるため,それまでは各教員の努力で実績を作っていただきたい。」と述べられました。
 発表資料や報告書などは,ホームページに随時掲載されます。「国際化加速の取組(ダブル・ディグリー,英語による授業のFD 等)」をご覧ください。
 http://www.hokudai.ac.jp/bureau/e/wabun/index.html
 本件に関するお問い合せは,国際企画課国際教育連携支援チームまでお願いいたします。
 Email:shien@general.hokudai.ac.jp

佐伯総長の講評

(2009.12.1〜2)