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触媒化学研究センター創立20周年記念行事を開催

 去る12月7日(月)に,本学学術交流会館及び京王プラザホテル札幌において,学内外から多数の関係者が出席し,触媒化学研究センター創立20周年記念講演会,式典,祝賀会が開催されました。
 記念講演会は本学学術交流会館において学内外から約150名が出席し,上田センター長による開会の挨拶に続いて,岩澤康裕電気通信大学教授・東京大学名誉教授・日本学術会議第三部部長から「日本の学術と触媒研究の変革」,今成真独立行政法人科学技術振興機構イノベーション推進本部開発主監から「日本の化学産業と触媒技術のこれから」,巽和行名古屋大学物質科学国際研究センター長から「化学研究:基礎と応用」,Can Li中国触媒国家重点研究室長から「The Vital Role of Catalysis Played in Developing Clean and Renewable Energy」,岡田本学理事・副学長から「北海道大学の研究戦略と触媒化学研究センターへの期待」と題した講演が行われました。講演において,これまで人類の生活基盤の格段の向上をもたらしてきた「触媒」は,今後,持続可能社会を構築する上でのキーテクノロジーであり,より高度な学術として進化・応用を図らなければならないとの一致した認識のもと,その推進役として触媒化学研究センターの役割は大きいとの意見が出されました。
 講演会後,同会館において記念式典が開催され,上田センター長による開式の辞に続いて,佐伯本学総長の挨拶及び勝野頼彦文部科学省研究振興局学術機関課長の来賓挨拶が述べられ,その後,これまで同センターの運営委員会委員として同センターの運営に寄与してきた,御園生誠独立行政法人科学技術振興機構総務部PO研修主監,廣田襄京都大学名誉教授,武笠幸一本学名誉教授,西則雄本学名誉教授及び嶋田志郎本学工学研究科教授(当日欠席)に感謝状が授与されました。代表して挨拶を述べた御園生誠氏から発足当時の生みの苦しみから今日までの発展を振り返り,今後へのさらなる期待が表明されました。
 式典終了後,京王プラザホテル札幌において,来賓,教職員,OB等約120名が集い,祝賀会が盛大に催され,触媒化学研究センター創立20周年の歩みを振り返りました。会はセンター長の挨拶に始まり,岩澤康裕電気通信大学教授・東京大学名誉教授・日本学術会議第三部部長及び内本喜晴京都大学大学院人間・環境学研究科教授・本学触媒化学研究センター客員教授の祝辞が述べられ,その後,佐伯総長や東市郎元本学触媒化学研究センター長等のテーブルスピーチが行われ,和やかな歓談のひとときとなりました。

挨拶を述べる佐伯総長

(2009.12.7)