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平成21年度学位記授与式の挙行

 平成21年度学士学位記授与式が3月25日(木)に,本学第一体育館において行われました。
 学位記授与式は,来賓,役員,学部長等の列席の下,北大交響楽団による「エルムの鐘」の演奏により開始され,水産学部を除く11学部の卒業生2,297名に対し学士学位記が授与されました。また,翌日の3月26日(金)に, 函館キャンパス講堂において水産学部卒業生207名に学士学位記が水産学部長から授与されました。
 佐伯総長は告辞の中で,本学の教育基本理念である「フロンティア精神」,「国際性の涵養」,「全人教育」,「実学の重視」を掲げ,これらの理念のもとで学んだ本学の卒業生に対し,社会に出るにあたって,一にグローバリズムの視点を持って学ぶこと,二に高い倫理観を持つことをぜひ実行し,継続的に努力をしてほしいと述べました。また,卒業生の皆様が本学で身につけた知識や能力,課外活動やボランティア活動で得た多くの経験,美しいキャンパスや伸びやかな札幌の街の様々な思い出,生涯の友となる友人達との出会いは人生の宝物であり,これから新しく始まる長い人生を夢と勇気と崇高な大志を持って歩み,常に一歩先に踏み出す勇気を持ってほしいと伝えました。
最後に,卒業生の皆様の前途に「輝かしい未来が開けていくことと,その未来を皆さん自身が切り開いていくこと」を祈念するはなむけの言葉が贈られました。
 続いて,北海道大学連合同窓会会長 數土文夫氏から卒業生へ向けて,「今日のこの日が皆さんの人生においての素晴らしいコメンスメント(新しい人生の旅立ち,自立,出発)となることを祈念する」とのお祝いの言葉が贈られ,その後学士学位記授与式出席者全員による「都ぞ弥生」の斉唱で式は終了しました。

告辞を述べる佐伯総長

(2010.3.25)