総長の動向

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平成22年度入学式の挙行

 平成22年度の入学式が,4月8日(木)に札幌コンベンションセンターにおいて行われました。
 式は,来賓の連合同窓会会長 數土文夫氏,本学獣医学研究科 喜田宏教授,米国総領事館,ロシア連邦総領事館,中華人民共和国総領事館からの代表者並びに役員及び部局長の列席の下,北海道大学交響楽団による「エルムの鐘」の演奏により開始され,佐伯総長から新入生に対し告辞が述べられました。
 総長は告辞の中で,まず,社会や経済のグローバル化が進む中,常にグローバリズムの視点を持って学び,行動することの必要性を述べられました。また,全学教育や専門教育を受けるにあたっては,自ら積極的に学ぶ意欲を持ち,身につけ,自分のものにし,自らの考えや主張にまで高めることができるよう,自学自習の習慣を身につけ,それを継続することの重要性を述べられました。
 さらに,一人一人の小さな努力の積み重ねが日本の将来を良い方向に変える力になるとし,より高い倫理観を持って,日本社会をリードするような人材を目指して成長してほしいと呼びかけるとともに,海外留学にも挑戦し,世界に向けて羽ばたき,グローバリズムの視点を持った国際人に育ってほしいと激励の言葉を述べられました。
 続いて,留学生21名を含む2,570名の入学者を代表して,経済学部 三浦正大さんによる入学者宣誓が行われました。
 その後,来賓,本学役員及び部局長の紹介と続き,北海道大学交響楽団による「都ぞ弥生」の演奏で式は終了しました。
 入学式終了後には,本学卒業生で獣医学研究科教授であり,現在,本学人獣共通感染症リサーチセンター長を兼任している喜田宏教授が「本学卒業生からのメッセージ」と題して講演を行い,引き続き脇田理事・副学長から「北大生活を送るにあたっての心構え」についてのガイダンス,北海道大学応援団による「永遠の幸」の合唱,北海道大学合唱団による「都ぞ弥生」及び「射光の丘」の合唱が行われ,すべての行事が終了しました。

総長告辞

(2010.4.8)