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マレーシア科学大学と大学間交流協定を締結,合同FDワークショップを開催

 6月7日(月)に本学において,マレーシア科学大学(USM)との学術交流に関する協定及び学生交流に関する覚書の調印が行われました。調印式には,マレーシア科学大学より,持続可能な発展のための教育(ESD)の分野におけるオピニオン・リーダーであるDzulkifli Abdul Razak学長ら2名,本学より佐伯総長及び本堂理事・副学長が出席しました。
 マレーシア科学大学は,1969年に創立され,ペナン市に所在する国立大学です。応用科学工学系,教養系,基礎科学系で合わせて23学部を持つ総合大学として知られ,学生数約21,000人を擁しています。また,同大学は本学がイニシアチブを取って構築したコンソーシアム「アジア環境大学院ネットワーク(ProSPER.Net)」のメンバーであるとともに,高等教育機関における持続可能な発展(Higher Education for Sustainable Development)の推進において主導的な役割を果たしている大学です。
 調印式と合わせて同日及び8日(火)に本学と合同で開催したProSPER.Net FDワークショップ"Workshop on Understanding and Integrating Sustainability into Teaching Module: 「持続可能な発展(SD)の理解及び,その教育法」"には,同じくProSPER.Netに所属する岡山大学,中部大学,宮城教育大学,立教大学,国連大学高等研究所及び,北海道教育大学釧路校,そして本学より,教職員及び学生が参加しました。
 同ワークショップにおいては,冒頭挨拶として本学の本堂理事・副学長によるProSPER.Netの紹介及び,マレーシア科学大学と本学との連携関係についての説明がありました。また,マレーシア科学大学Razak学長による基調講演「SDにおける高等教育の果たす役割」の後に行われた各セッションにおいては,参加大学の実践例や取組みの手法についてのプレゼンテーションやディスカッション,活発な意見交換が行われました。
 本イベントの模様および詳細に関しましては,以下のウェブサイトにおいて閲覧可能です。
 http://www.sustain.hokudai.ac.jp/aua/jp/

署名を終えた佐伯総長とRazak学長

(2010.6.7)