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第13回北海道大学・ソウル大学 ジョイントシンポジウムを開催

 第13回北海道大学・ソウル大学ジョイントシンポジウムが,11月25日(木)から11月27日(土)の3日間にわたり,京王プラザホテル札幌及び本学を会場として開催されました。本学とソウル大学は,1997年に大学間交流協定を締結し,これを記念して1998年に第1回合同シンポジウムを札幌で開催して以来,毎年交互に当番校となって合同シンポジウムを開催しており,今回で13回目となります。
 11月25日(木)に京王プラザホテル札幌にて開催された全体会では,佐伯浩 総長の挨拶,Park, Myung-Jin ソウル大学副学長の特別講演に続いて,基調講演が行われました。基調講演では,「21世紀における高等教育の国際展開〜英語授業や単位互換制度を通じたグローバルな教育システムの構築〜」というテーマを掲げ,本学からは本間利久 情報科学研究科教授が,ナレッジマネジメントの考えに基づく教育モデルについて講演し,ソウル大学からはShin, Jung-Cheol 教育学研究院准教授が,教育と研究の関連性や,各国の統計データを交えつつ高等教育に関する現状について講演しました。また,基調講演終了後には,YOSAKOIサークル縁による演舞披露も行われました。
 事前に開催された3分科会を含め,今回は理学,医学,工学,薬学,教育学などの分野において計12の分科会が開催され,これまでの研究成果の発表や,大学院学生による研究交流セッションなどが行われました。また,ソウル大学以外の海外大学からの参加があった分科会もあり,例年に増して国際色の濃いシンポジウムとなりました。
 今回のシンポジウムには,ソウル大学の教員・学生80名以上が来訪し,両大学より延べ630名が全体会・分科会に参加しました。13回目を迎えた本シンポジウムは,若手研究者や学生にとって貴重な研究成果発表の場であるとともに,本学とソウル大学との交流促進の大きな原動力となっています。今後も本シンポジウム開催を通じて,両大学の連携・協力関係が発展していくことが期待されます。

挨拶をする佐伯総長

(2010.11.25)