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第14回ソウル大学・北海道大学 ジョイントシンポジウムを開催

 

 第14回ソウル大学・北海道大学ジョイントシンポジウムが,11月17日(木)から19日(土)の3日間にわたり,韓国ソウル大学にて開催されました。本学とソウル大学は,1997年に大学間交流協定を締結し,これを記念して翌1998年に第1回合同シンポジウムを札幌で開催して以来,毎年交互に当番校となって合同シンポジウムを開催しており,今回で14回目となります。

 11月17日(木)に開催された全体会では,テーマを「Social Responsibilities of Universities」とし,ソウル大学のYeon-Cheon OH総長の挨拶,本学 佐伯 浩総長の特別講演,また,本学 上田一郎理事・副学長,ソウル大学 Kyung-Ho SUH一般教養学部長による基調講演が行われました。また,長年,両大学の交流に貢献された本学情報科学研究科の本間利久名誉教授への感謝状の贈呈も行われ,全体会の最後には,韓国の伝統的な音楽演奏,歌の披露が行われました。

 全体会に加え,シンポジウム期間中(一部のものを除く)には,医学・理学・工学・農学・薬学・教育学などさまざまな分野において,過去最多となる16にも及ぶ分科会が開催され,それぞれの分野において,教員,研究者,学生等による研究発表や活発な意見交換が行われました。なかには,ソウル大学,本学以外の大学が参加する分科会もあり,より広い視点からの議論を行うことができました。

 今回のシンポジウムには,本学からは100名を超える教員・研究者・学生等が参加しました。第14回目を迎えた本シンポジウムは,質・量ともに充実し,教員だけでなく,若手研究者や学生にとっても研究成果を発表するための貴重な機会となり,本学とソウル大学との交流促進の大きな原動力となりました。

 今後も本シンポジウム開催を通じて,韓国屈指の有力大学であるソウル大学との連携・協力関係を強化していきます。

LEE前総長(左:本学名誉博士),佐伯総長,ソウル大学OH総長(右)

LEE前総長(左:本学名誉博士),佐伯総長,ソウル大学OH総長(右)