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水産学部附属練習船おしょろ丸に対し内閣府から感謝状

 水産学部附属練習船おしょろ丸が,内閣府が実施する「北方領土自由訪問事業」に協力したことに対して,沖縄・北方対策担当大臣から感謝状が贈呈されました。

 感謝状の贈呈式は12月13日(火)に総長室で行われ,内閣府北方対策本部の幸田徳之審議官から佐伯 浩総長に手渡されました。

 今年度の「北方領土自由訪問事業」は,北方四島の元島民による「ふるさと訪問」として7回実施され,おしょろ丸はこのうち第4回の国後島訪問(8月24日(水)~26日(金))と第5回の色丹島,水晶島訪問(8月29日(月)~9月1日(木))に協力しました。

 本学練習船による自由訪問や北方墓参などの「四島交流事業」への協力は,昭和40年の先代「おしょろ丸Ⅲ世」から始まり,「北星丸」,現「おしょろ丸Ⅳ世」と3隻により実施され,途中数年間の中断はありましたが17年間で延べ22航海を行い,700人以上の元島民とその家族を島へと運びました。

 感謝状贈呈式の後には,スラブ研究センター会議室において望月哲男センター長,岩下明裕教授との会談の場が設けられ,北方領土問題等に関する様々な問題や取り組むべき課題,行政の在り方などについて意見交換が行われました。

贈呈式後の記念撮影

贈呈式後の記念撮影