キャリアセンターでは，昨年の12月１日（木）～22日（木）及び１月10日（火）～17日（火）のうち24日間にわたり，「平成23年度北海道大学企業研究セミナー」をクラーク会館において開催しました。
このセミナーは，これから就職活動を始める学生の地理的ハンディキャップを少なくした上で，学生が主体的に企業・業界研究を行い，「就職活動へ向けての礎をつくる」ことができるよう，北海道大学連合同窓会と本学とが協力して実施している就職活動支援イベントです。
本年度は479社（昨年度：427社）の企業が参加し，延べ33,985名（昨年度：23,529名）の学生が，企業の人事・採用担当者からの，企業や業界に係る説明に熱心に耳を傾け，積極的に質問等を行っていました。
また，留学生の採用を予定している企業による「留学生相談コーナー」には，108社が参加し，延べ310名の学生が利用しました。
セミナー終了後には，企業の人事・採用担当者と学生との交流の場として「情報交換会」を設けました。12月13日（火）には佐伯 浩総長も参加し，人事・採用担当者と学生の輪に加わり，打ち解けた雰囲気の中で懇談しました。
このほか，セミナー期間中に，「グループディスカッション講座」及び「公開模擬面接会」を特別企画として実施しました。特に「公開模擬面接会」では，企業の人事・採用担当から，「話の展開に論理性がある」「自分の言葉で表現できている」等評価される一方で，「面接官の目を見て話すように」「志望動機についてよく考えた方がよい」等のアドバイスがあり，参加学生はこれから本格化する就職活動での課題をはっきりさせることができました。
本セミナーは，各企業及び諸団体等のご協力を得て開催されたものです。関係の皆様に感謝申し上げます。
情報交換会で懇談する佐伯総長
