平成24年度の入学式を４月６日（金）に，札幌コンベンションセンターにおいて執り行いました。
式は，来賓の北海道大学連合同窓会会長 數土文夫氏，作家 谷村志穂様，丹保憲仁元総長並びに役員及び部局長の列席の下，北海道大学交響楽団による「エルムの鐘」の演奏により開始され，佐伯 浩総長から新入生に対し告辞が述べられました。
佐伯総長は告辞の中で，本学において，人生における大きな宝物となる生涯の友を多く作ってほしいと述べられました。
次いで，北海道大学の概要を紹介し，本学の４つ理念である「フロンティア精神」「国際性の涵養」「全人教育」「実学の重視」のもとで，将来の生き方についてしっかり考えながら，変化する社会に柔軟に対応するための，社会人基礎力を身につけることの重要性について述べられ，本学は，自身が将来の生き方に強い意識を持っていれば，その力を身につけるのにふさわしい場となると述べられました。
最後に，卒業までに多くの友人と出会い，専門的知識や幅広い教養，社会人になるための基礎的能力を身につけ，それぞれの分野で，豊かな発想力と未来に挑戦する志を持ったリーダーを目指し，成長してほしいと激励の言葉を述べられました。
続いて，留学生20名を含む2,600名の入学者を代表して，窪田晃久さんによる入学者宣誓が行われました。
その後，来賓，本学役員及び部局長の紹介と続き，北海道大学交響楽団による「都ぞ弥生」の演奏で式は終了しました。
入学式終了後には，本学卒業生であり，作家の谷村様から「本学卒業生からのメッセージ」としてご講演いただき，引き続き山口佳三理事・副学長から「北大生活を送るにあたっての心構え」についてのガイダンス，北海道大学応援団による「永遠の幸」の合唱，北海道大学合唱団による「都ぞ弥生」及び「いざ立て戦人よ」の合唱が行われ，すべての行事が終了しました。
