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北海道大学関西同窓会 創立50周年記念事業

 10月28日(日)午後2時から同8時まで,新大阪の「メルパルク大阪」において,北海道大学関西同窓会「創立50周年記念事業」が3部構成で開催されました。
 第1部の記念講演会では,鈴木 章名誉教授の本学での生涯をモチーフにした短編映画「緑の足跡 one step at a time」(北大ショートフィルム制作委員会)が最初に上映され,その後,札幌から参加された村井章夫名誉教授が,鈴木名誉教授の業績をわかりやすく紹介しました。続いて,鈴木名誉教授が,「ノーベル化学賞を受賞して」と題し,講演を行いました。一般の方も含め330人の参加者全員が,鈴木名誉教授のノーベル化学賞受賞の感激に再度浸り,高校2年生の女子学生からの「どのように勉強すれば,化学のテストで良い点数を取ることができるか秘訣を教えてください」との質問の際には,会場から微笑ましい拍手が起こりました。
 第2部は同窓生が出席して記念式典と総会が行われ,関西同窓会の基盤を確立された功労者5名の方に表彰状と記念品が贈られました。各方面からの祝電のほか,宇宙飛行士の毛利 衛氏からはビデオメッセージが寄せられました。
 第3部の記念祝賀会には180名が参加し,北大合唱団関西OB会の合唱で幕が開き,来賓の佐伯 浩総長をはじめ,東京同窓会 石山 喬理事長,室蘭工業大学関西蘭岳会 音羽和俊会長,ブラジル北海道大学同窓会 本橋幹久会長から,お祝いの言葉が述べられました。
 記念祝賀会には平成卒業の若い方々も多数参加し,年代を超えて親睦を深めていました。最後は全員で肩を組み,恒例の「都ぞ弥生」を斉唱し,成功裡に創立50周年記念事業が終了しました。
 
挨拶する佐伯総長
挨拶する佐伯総長