平成２３年９月
第９回「北大・九大 合同フロンティア・セミナー」開催のご案内
１．開催案内
北海道大学と九州大学は、それぞれの大学が現在進めている研究を、広く産業界、社会人、同窓生の皆様に知っていただき、各分野の方々との連携・交流を深めるため、標記セミナーを合同で開催しております。
第９回目となります今回のセミナーを、「はやぶさのその後、イトカワの石から見えたモノ」をテーマに、平成２３年１０月２０日（木）に開催いたしますので、多数の皆様のご参加を賜りますようお願い申し上げます。
パンフレット（PDF）
２．セミナー概要
(1) 日時：
平成２３年１０月２０日（木） １８：３０～２０：４５
(2) 場所：
東京ステーションコンファレンス（ＪＲ東京駅、東京メトロ東西線大手町駅）
〒100-0005 東京都千代田区丸の内一丁目７番１２号 サピアタワー５階
電話：０３-６８８８-８０８０
〈参考〉 東京ステーションコンファレンスの地図
(3) プログラム
【講 演】
圦本 尚義（北海道大学 大学院理学研究院 教授）
【演題：惑星探査機「はやぶさ」によりわかりつつある新しい太陽系像】
2010年6月12日、小惑星探査機「はやぶさ」は、7年間往復60億kmにおよぶ小惑星「イトカワ」への旅を終え、無事、サンプル回収容器を地球に届けました。サンプル回収容器内部は、一見、打上前の状態と変わらない様に見えましたが、その後の観察により、多数の微粒子が入っている事が確認されました。この微粒子の初期分析が2011年1月22日に開始され、その途中成果がサイエンス誌8月26日号に発表されました。今回は、その結果について解説し、進展しつつある太陽系の起源研究について紹介します。
奈良岡 浩（九州大学 大学院理学研究院 教授）
【演題：はやぶさ計画と太陽系・宇宙の有機物】
小惑星イトカワからはやぶさによって採取された微粒子は無機岩石質のものでした。次期に計画されているはやぶさ２やNASAのOSIRIS-Rex では有機物や水を含む小惑星を目指しています。太陽系の始原天体に含まれる有機物がどのような起源を持ち、地球生命と関わりを持っているかは興味が持たれます。太陽系や宇宙における生命の普遍性とポストはやぶさ計画の意義について紹介します。
・・・・・・・・・休 憩・・・・・・・・・
【パネルディスカッション】
テーマ：「はやぶさのその後、イトカワの石から見えたモノ」
・コーディネーター：
田中 秀和（北海道大学 低温科学研究所 准教授 ）
・パネリスト：
圦本 尚義（北海道大学 大学院理学研究院 教授）
奈良岡 浩（九州大学 大学院理学研究院 教授）
３．参加対象
講演内容に関心のある方、どなたでもご参加いただけます。
４．参加費用
１,０００円：ドリンク（ビール等）及び軽食付き
５．参加申込方法
以下の１、２のいずれかの方法により参加申し込みをしてください。
１．ＨＰから参加申込みができます。
http://www.godo-ac.jp/
お申込期限：平成２３年１０月１１日（火）
２．別紙の参加申込書に必要事項をご記入の上、「北海道大学 研究推進部 研究企画・推進課」または「九州大学 学術研究推進部 学術研究推進課」に平成２３年１０月１１日（火）までにＥメールまたはＦＡＸにてお申し込みいただきますようお願いいたします。
なお、電話によるお申込みも受け付けております。
６．主催及び後援
主催：北海道大学、九州大学
後援：北海道大学東京同窓会、九州大学東京同窓会
７．問い合わせ先
北海道大学 研究推進部 研究企画・推進課
ＴＥＬ： ０１１-７０６-２１５５
ＦＡＸ： ０１１-７０６-４８７３
Ｅメールアドレス：suishin@general.hokudai.ac.jp
九州大学 学術研究推進部 学術研究推進課
ＴＥＬ： ０９２-６４２-７３６８
ＦＡＸ： ０９２-６４２-７０９０
Ｅメールアドレス：kisgodo@jimu.kyushu-u.ac.jp
ホームページ：http://www.godo-ac.jp/
８．今後のイベント情報
本セミナー開催後も、北海道大学と九州大学との合同により、以下のイベントを企画しておりますので多くの皆様のご参加を賜りますようお願いいたします。なお、イベントの詳細につきましては、後日ホームページに掲載させていただきます。
(1) 第７回『北海道大学・九州大学合同活動報告会』
日 時：平成２３年１２月６日（火）
場 所：都市センターホテル
東京都千代田区平河町２?４?１
(2) 第１０回『九大・北大合同フロンティア・セミナー』
日 時：平成２４年２月３日（金）
場 所：東京ステーションコンファレンス
東京都千代田区丸の内一丁目７番１２号 サピアタワー
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