北海道大学の研究者は獣医学,工学,医学,保健学,経済学,政治学等,幅広い分野でアフリカを対象に研究活動を行っています。また,北海道大学は2012年8月ザンビアのルサカにofficeを開設するなど,アフリカの持続可能な発展のために大きな貢献をしようとしています。本学術講演会では,アフリカの環境や人々の生活に関するこれまでの研究成果を報告し,学術の側からアフリカへの貢献について総合的な議論を行いたいと思いますので,皆様のご参加をお待ちしています。
日時:平成25年3月1日(金)14時~17時30分
会場:北海道大学学術交流会館小講堂(札幌市北区北8条西5丁目)
参加対象:講演内容に関心のある方はどなたでも参加可能です。
参加費:無料
言語:日本語
プログラム:
14:00~14:10 開会の挨拶
14:10~14:25 テーマ説明と北海道大学ルサカofficeの紹介
奥村 正裕(北海道大学 ルサカオフィス所長,大学院獣医学研究科教授)
14:25~14:50 講演「アフリカの人が求める学術研究とその研究による成果」
宮道 一千代(特定非営利活動法人アフリカ日本協議会 理事)
14:50~15:15 講演「社会科学はアフリカにどう向かい合ってきたか」
高橋 基樹(日本学術会議 連携会員,神戸大学大学院国際協力研究科教授)
15:15~15:30 休憩
15:30~15:55 講演「アフリカ諸国の環境汚染の現状と共同研究の取り組み」
石塚 真由美(北海道大学大学院獣医学研究科 教授)
15:55~16:20 講演「貧困問題への水・衛生からのアプローチ~し尿の価値を高める技術とその導入戦略~」
船水 尚行(日本学術会議 連携会員,北海道大学大学院工学研究院教授)
16:20~16:35 休憩
16:35~17:25 パネルディスカッション:
トピック:「学術のチャレンジの方向性と展望」
〔モデレータ〕
佐藤 のりゆき(フリーキャスター,北海道大学創成研究機構 客員教授)
〔パネリスト〕
奥村 正裕(北海道大学 ルサカオフィス所長,大学院獣医学研究科 教授)
石塚 真由美(北海道大学大学院獣医学研究科 教授)
船水 尚行(日本学術会議 連携会員,北海道大学大学院工学研究院 教授)
宮道 一千代(特定非営利活動法人アフリカ日本協議会 理事)
高橋 基樹(日本学術会議 連携会員,神戸大学大学院国際協力研究科 教授)
17:25~17:30 閉会の挨拶
なお,同日10時から12時まで北海道大学学術交流会館小講堂に於いて「アフリカの環境―緊急の研究課題はなにか?―」をテーマに英語による講演会を行っています。
主催:日本学術会議北海道地区会議,北海道大学,北海道大学アフリカ研究会
申し込み方法:電話,FAXまたは電子メールで下記へお申し込み下さい。
日本学術会議北海道地区会議事務局(北海道大学 研究推進部 研究振興企画課)
Tel:011-706-2155 Fax:011-706-4873 e-mail:suishin@general.hokudai.ac.jp
チラシはこちらです。