8月1日から、附属図書館正面玄関ロビーにおいて,附属図書館企画展示「北方古地図展」第一期『北海道図の変遷』を開催しています。
附属図書館は,北方地域に関する多くの資料を所蔵していますが,なかでも北海道(蝦夷),カラフト,千島の地図・図類は系統的に収集しており,大変興味深いコレクションのひとつになっています。
第一期は『北海道図の変遷』と題して,江戸初期から明治初期にかけて作成された特色ある北海道(蝦夷)図とその関連資料を展示し,図の変遷をたどりながら北海道の歴史を概観し紹介します。
最も古い蝦夷図の一つである松前藩の『元禄国絵図』や,折図26枚を貼り合わせた松浦武四郎の大図『東西蝦夷山川地理取調図』,近代的な測量法である三角測量によって初めて作成された開拓使の『北海道実測図』など,北海道の歴史を伝える地図をパネルで展示しています。
なお,「北方古地図展」は全2期の企画展示で,第二期は北海道のほかにカラフト,千島を含む『北方図の変遷』をテーマに,12月2日から開催する予定です。
展 示 名: 「北方古地図展」第一期『北海道図の変遷』
期 間: 2013年8月1日 ~ 2013年11月30日
場 所: 北海道大学附属図書館正面玄関ロビー
時 間: 平日9:00~22:00 / 土曜日・日曜日・祝日9:00~19:00
(休業期間中8月13日~9月7日は9:00~17:00)
主 催: 北海道大学附属図書館
【お問い合わせ先】北海道大学附属図書館北方資料室