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北方民族を知る

北方民族資料室

 アイヌを中心に、北海道周辺の北方諸民族の資料を展示しています。主に明治期と昭和初期に収集された資料には衣類や儀礼用具、狩猟用具など実際の生活で使われた物に加え、住居や罠の模型のように教育・研究用に作られた資料もあります。展示室奥にある祭壇の展示ケースでは北海道帝国大学の教授が監修した貴重なクマ送りの記録映像をご覧いただけます。

北方民族植物標本園

 東アジアの北方民族のアイヌ(カラフト、千島、北海道各地の部族)、ニブフ、ウィルタが生活に利用した植物約200種を植栽展示しています。 衣用(染織を含む)、食用、住用(用材、器具材など)、薬用、祭祈、狩猟、その他の用途がラベルに示されています。
 管理棟2階の北方民族資料室には、植物を利用して作った多くの生活品が展示されているので、併せて見学するとより理解が深まります。

バチェラー記念館(外観観覧のみ)

 バチェラー記念館はイギリス人宣教師のジョン・バチェラー博士の旧宅です。博士はアイヌの教育と研究に熱心に取り組まれ、アイヌ研究の父と呼ばれています。もともとは植物園近くの北3条西7丁目に建てられましたが、1962(昭和37)年に北海道から寄贈され植物園に移築されました。博士の遺品も一緒に保管されていますが、現在は収蔵施設として利用しており内部は非公開となっています。
 2000(平成12)年に登録有形文化財に指定されました。

- お問い合わせ -
北海道大学植物園 〒060-0003 北海道札幌市中央区北3条西8丁目
電話:011-221-0066  FAX:011-221-0664
代表メール:hubg(アットマーク)fsc.hokudai.ac.jp