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寳金総長が日韓学長会議(2024 Korea Japan University Presidents' Forum)に出席

59日(木)に、韓国ソウルにて、韓国大学教育協議会(KCUE)主催、国公私立大学団体国際交流担当委員長協議会(JACUIE)共催で「2024 Korea Japan University Presidents' Forum(日韓学長会議)」が開催され、寳金清博総長が出席しました。

Juho Lee(ジュホ・リー)韓国教育部副総理やChang Beom Kim(チャンボム・キム)韓国経済人協会副会長ら韓国の政界及び財界の要人並びに在韓国日本国大使館の實生泰介公使が来賓として出席する中、日本から20大学、民間企業3社、韓国から26大学、民間企業3社が参加しました。

本会議は、「第4次産業革命期における高度人材の育成」をテーマにした日韓両国の大学代表による基調講演及び3つのテーマ別セッション(セッション1「国家のソフトパワーとしての大学の役割」、セッション2「共同研究及び人材育成を主眼とした産学連携」、セッション3「二国間の高等教育における学生交流促進のための提言」)から構成され、基調講演では寳金総長が登壇し、「Novel Japan University Model:大学院教育の改革」についての発表を行いました。

日本と韓国は隣国同士であり、少子化、人口減少という国内における共通の社会的課題を抱えています。そして、世界的には、第4次産業革命期を迎え、科学技術の発展とイノベーションが日進月歩で競争が激化する中、社会経済的に大きな構造転換が生じています。高等教育においても、このような変化に対応していく必要に迫られており、既存の専攻分野の壁も崩れつつある状況にあります。本会議では、このような激変の時代に、緊密な日韓の大学関係の構築や若年層世代の交流拡大などの新しい時代に向けて日韓の大学が協力していく取組を発展させていくことが重要であるとし、産学連携を通じた人材育成を行い、大学から社会へ、社会から大学へと資金や人材の好循環を促していくことが必要であることや、日韓の高等教育交流における学生交流の促進の方策について闊達な議論が行われました。

今般の日韓学長会議は初めての開催であり、本会議開催が、日韓の大学の更なる連携強化の契機になることが期待されています。

寳金総長の発表内容等につきましては、国公私立大学団体国際交流担当委員長協議会(JACUIE)のウェブサイトをご覧ください。
国公私立大学団体国際交流担当委員長協議会(JACUIE) (janu.jp)


基調講演を行う寳金総長


両国学長ほか代表者の集合写真