9月28日(水)、つくば国際会議場において、第4回日本ウズベキスタン学長会議が開催され、横田 篤理事・副学長が出席しました。本会議は、2011年に名古屋で第1回会議が開催されて以来、不定期に開催されているもので、第4回目となった今回、本学として初めて出席しました。2022年は、日本とウズベキスタンの外交関係樹立から30年を迎える年であることから、本会議はこれを記念して開催された「日本・ウズベキスタン学術・文化交流フォーラム」の一環として実施され、日本側22大学、ウズベキスタン側15大学のほか、関係機関からあわせて約70名が参加しました。
筑波大学の永田恭介学長およびウズベキスタン議会副議長で世界経済外交大学のSodiq SAFOEV学長からの開会挨拶に続き、各大学紹介が行われました。本学からは、ウズベキスタンとの交流状況について説明したほか、駐日ウズベキスタン共和国大使館Mukhsinkhuja ABDURAKHMONOV特命全権大使が本学経済学研究科(当時)博士課程出身であり、高等教育分野における日本とウズベキスタンの連携強化においても活躍されている旨を紹介しました。
その後、タシケント工科大学のSadritdin TURABDJANOV学長から、日本の協力により同大学内に設立された「ウズベキスタン・日本青年技術革新センター」の発展状況について、また、名古屋大学の杉山 直総長から、同大学が長年に渡り実施してきた法整備支援や「アジアサテライトキャンパス」等の取組について、それぞれ基調講演が行われました。
引き続き行われた事例紹介セッションでは、「ポストコロナにおける日本とウズベキスタンの大学間対話-社会の課題と大学の使命-」をテーマとして、タシケント国立東洋学大学のGulchekhra RIKHSIEVA学長、名古屋経済大学の佐分晴夫学長、東洋大学の矢口悦子学長、ウズベキスタン・日本青年技術革新センターのNargiza AMIROVAセンター長が発表を行い、日本とウズベキスタンの大学間交流促進に向けての展望と課題等について意見交換が行われました。