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MIRAI Research & Innovation Week が開催されました

 本学が加盟する国際コンソーシアム"MIRAI" のメインイベントであるMIRAI Research & Innovation Weekが,67日(月)~11日(金)の1週間に渡りオンラインで開催されました。"MIRAI"は,日本とスウェーデンの連携強化及び学術交流の促進を目的として2017年に発足し,現在本学を含む日本側参加大学8校,スウェーデン側参加大学11校の計19校が,AgeingAIInnovation & Entrepreneurship, Materials ScienceSustainability5分野において活動しています。

 今回のMIRAI Research & Innovation Weekは,スウェーデン側の加盟校であるヨーテボリ大学の主催で開催されました。初日は,開会式に続いて加盟校の代表者が一堂に会するGeneral Assembly Meetingが開催され,今後のMIRAIの活動について,研究面,教育面,その他様々な角度から活発な議論が交わされました。本学からは横田 篤 理事・副学長が出席し,海外との教育交流の成功事例としてHokkaido Summer Instituteを紹介し,スウェーデンとの教育交流での活用を提案しました。同時間帯には,各分野におけるデジタルポスターセッションが並行で開催され,本学からは工学研究院の渡部典大 助教(Sustainability分野)と医学院博士課程1年のWen Haoさん(Ageing分野)の2名が発表者として参加しました。

 2日目からは,各分野に分かれてのパラレルセッションが行われました。各セッションでは,MIRAIの基本方針の1つである「若手研究者の育成」を重視し,シニア研究者による基調講演に加え,若手研究者の口頭発表等が数多く行われました。本学からは,Materials Scienceセッションにおいて,理学研究院の村越 敬 教授が基調講演を行い,工学研究院の青木 芳尚 准教授と工学研究院/ICReDDの北川 裕一 特任講師が若手研究者として口頭発表を行いました。また,Sustainabilityセッションでは,理学研究院の高橋 幸弘 教授による基調講演のほか,若手研究者として,工学研究院の石川 志保 助教が口頭発表を行いました。

 3日目に開催されたLeadership Summitでは,加盟校代表者が"教育","研究","イノベーション"の3グループに分かれ,それぞれの課題に対して議論を行いました。本学からは横田 篤 理事・副学長がイノベーショングループに参加し,本学で研究が進んでいるAI技術や衛星を駆使したスマート農業の社会実装について見解を述べました。

 本イベントの総参加者数は670名に上り,成功裏に終了しました。ここで生まれた協力関係やネットワークが今後さらに発展し,具体的な共同研究に繋がることが期待されます。

                                

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写真1:初日General Assembly Meetingの様子(横田理事:写真中央)

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写真2:発表する横田理事

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写真3:挨拶するEva Wibergヨーテボリ大学学長

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写真4:3日目Leadership Summitの様子(横田理事:最上段右から2番目)

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写真5:Materials Science セッションでの基調講演で質問に答える村越敬教授(理学研究院:写真左)

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写真6:Sustainabilityセッションにて基調講演を行う高橋幸弘教授(理学研究院)

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写真7:Sustainabilityセッションで口頭発表を行う石川志保助教(工学研究院)

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写真8:Materials Scienceセッションでモデレーターを務めた長谷川靖哉教授(工学研究院:写真上)と、口頭発表を行う北川裕一特任講師(工学研究院/ICReDD:写真下)

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写真9:青木芳尚准教授 写真10:渡部典大助教   写真11Wen HAO