1月23日（月）、椿山荘（東京都文京区）にて、科学技術振興機構（JST）主催の日印大学等フォーラムが「『日印間の大学・研究機関間交流の強化と今後の課題解決』―若手イノベーション人材の育成と交流―」のテーマのもと開催され、寳金清博総長が参加しました。
当日、フォーラム開始前には、寳金総長と本学の大学間交流協定校であるインド工科大学（IIT）ボンベイ校Subhasis Chaudhuri学長、ハイデラバード校B. S. Murty学長との個別懇談において、本学が両大学と実施しているSTSIプログラム*や将来の研究教育協力の可能性について意見交換を行い、今後の具体的な連携強化に関して両大学間で更に検討を進めることで合意しました。
フォーラム第一部の全体会合では、JST、文部科学省、駐日インド大使館からの挨拶、記念撮影の後、日印両国の大学代表者から講演が行われました。寳金総長からは、本学の歴史や研究教育分野、THE Impact Rankingsでの本学の高い評価、STSIプログラムの概要や参加学生の高い満足度と卒業後の進路、また、JST、国際協力機構（JICA）、日本学術振興会（JSPS）等の各種プロジェクトや留学生の積極的受け入れなどによるインドの大学との研究教育両面での今後の交流の展望について紹介しました。
第二部に行われた参加大学代表者による円卓会議では活発な意見交換が行われ、今後の日印間の研究や人材交流に関する宣言を採択し、本フォーラムは成功裏に終了しました。
*STSIプログラム：本学及びIITハイデラバード校、ボンベイ校、マドラス校が、インドにおける輸送システムと社会インフラ構築に関わる種々の課題解決に貢献できる人材の育成を目指す。大学院特別教育プログラム（One program for Global Goals: OGGs）のプログラム（コース）の1つ。
URL：https://stsi.oia.hokudai.ac.jp/
寳金総長とIITボンベイ校Chaudhuri学長の懇談
寳金総長とIITハイデラバード校Murty学長の懇談
寳金総長による講演
