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駐日欧州連合ジャン=エリック・パケ特命全権大使の講演会を開催

629日(木)、駐日欧州連合ジャン=エリック・パケ特命全権大使をお迎えし、フロンティア応用科学研究棟の鈴木章ホールにて、「変わりゆく世界における日・EU関係(EU-Japan Relations in a changing world)」をテーマに、本学教職員・学生向けの講演会を開催しました。

本講演会には、法学研究科の中村 督教授が担当する「ヨーロッパ政治史」の履修学生、新渡戸カレッジ生をはじめ、学内から約200名の教職員・学生が参加し、会場は満席となりました。

中村教授による挨拶、パケ大使の紹介の後、大使からは、EUの歴史、EU内での危機対応、気候変動、環境問題対応などのEUに関する説明、安全保障分野での日EUの協力や20235月のG7広島サミットなど日本とEUの関係についての説明とともに、参加学生に対し、ぜひ一度ヨーロッパを訪れてほしいというメッセージが伝えられました。

講演後の質疑応答では、参加者から「EUの気候問題に関する市民の参加について」「日EU間で締結されている日EU戦略的パートナーシップ協定(SPA)で協力を強化すべき分野」「日EU間の今後の具体的な連携強化のあり方」「日EUが導入を推進している電気自動車に必要な資源に関連する労働環境や環境問題への対策について」など、たくさんの質問がありました。講演会後も、多くの学生が質問のためにパケ大使を囲むなど、盛会のうちに終了しました。


講演を行うパケ大使


会場の様子