10月19日(土)、The Grand New Delhi(インド・ニューデリー)にて、科学技術振興機構(JST)主催の日印大学等フォーラムが「日印頭脳循環の促進とその人材の活用」のテーマのもと開催され、本学から寳金清博総長が参加しました。本フォーラムは第三回目となった今回初めてインドで開催され、当日は、日本側からは39大学等機関・企業、インド側からは34大学の参加がありました。
フォーラム第一部全体会合では、JST理事長による主催者挨拶に続いてインド科学技術長官らによる来賓挨拶がありました。寳金総長は日本側参加大学代表として挨拶し、「新たな時代を担う若い方々が国際的に交流し、お互いに切磋琢磨し協力する機会を作っていくことは、大学人の使命であること」「インドでは"MAKE IN INDIA"が推進され目を見張る成果を遂げていること」「両国の大学・研究機関が協力して、それぞれの強みを活かした相補的な共同指導を行い、育成された優秀な人材を国際的な頭脳循環の中で活躍させていくことが重要であること」等について発言しました。
第二部の円卓会議では「日印頭脳循環人材の活躍促進」の共通テーマのもと3グループに分かれて意見交換を実施しました。本学が参加した第一部会では日印の座長から各大学における動向、企業およびJSTからそれぞれの取組について発表が行われた後、日印の交流のあり方について活発な意見交換が行われました。
第三部の大学・研究機関間個別会合では、インド工科大学マドラス校(大学間交流協定校)、インド工科大学デリー校およびインド工科大学マンディ校と今後の連携可能性等について情報交換を行いました。