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北海道大学の学生の被災地におけるボランティア活動への参加について
このたび発生した未曾有の東日本大震災に接し、学生の皆さんから自分にできることで復興の役に立ちたいという声が寄せられており、このような志を抱くことは、大変立派で貴重なことと思います。
震災の発生から約1ヶ月が経過し、被災地におけるボランティア活動を受入れる環境が整備されつつあります。一方、大きな余震が広域に渡って頻発していることから、ボランティア活動を行う場合は十分な注意が必要となります。
被災地においてボランティア活動に参加する場合は、事前の準備を十分に行い、次の事項に留意のうえ行動してください。
1.事前の準備
(1)大学への事前連絡
被災地におけるボランティア活動に参加される場合は、必ず事前に所属の学部・大学院の教務(学生支援)担当に次の事項を連絡してください。
(1)個人で参加する場合…【ボランティア活動届(個人用)(PDF)】
⇒所属の学部・大学院の事務室(大学第1年次学生は「高等教育推進機構1階2番窓口」)へ提出してください。
(2)研究室内など同一学部・大学院学生が参加する場合…【ボランティア活動届(団体用)(PDF)】
⇒所属の学部・大学院の事務室(大学第1年次学生は「高等教育推進機構1階2番窓口」)へ提出してください。
(3)本学公認学生団体、非公認で複数の学部・大学院学生で構成の団体の場合…【ボランティア活動届(団体用)(PDF)】
⇒「高等教育推進機構1階2・3番窓口」へ提出してください。
(2)授業を欠席するときの手続き
授業を欠席する場合、必ず事前に「欠席届」を授業担当教員へ提出してください。【欠席届の様式(PDF)】
(3)「ボランティア保険」への加入
被災地におけるボランティア活動は様々な危険が伴います。参加する場合は、必ず事前に「ボランティア保険(地震・津波等の天災の場合でも適用されるもの)」に加入してください。
主なボランティア保険について、以下のとおりお知らせします(平成22年度時点)。
学生教育研究災害傷害保険(略称:学研災)」
(財)日本国際教育支援協会
高等教育推進機構1階3番「学生向け保険」窓口、又は各学部・大学院の教務(学生支援)担当窓口で、加入手続きに必要な「学生向け保険案内」をお渡しします。
上記1.の「(1)大学への事前連絡」を行うことで、本学がそのボランティア活動を認めたこととなり、この保険の適用対象となります(「学研災」では対象とならない事故をカバーするためには、「学研災付帯学生生活総合保険」への加入をお勧めします)。
保険期間: 卒業(修了)予定年次の末月末日午後12時まで
保 険 料: 2年間1,200円 4年間2,300円 6年間3,300円
保 険 金: 死亡…2,000万円 後遺障がい…最高3,000万円
※「学研災付帯学生生活総合保険」は、卒業(修了)予定年次まで一括加入することが必要です。
保 険 料: 加入タイプや加入期間に応じて異なり、約1万円?13万円程度
保 険 金(学研災の対象外の事故の場合): 死亡・後遺障害…100万円
「社会福祉協議会のボランティア活動保険」
(社)全国社会福祉協議会
社会福祉協議会に登録した個人,又は団体に所属する個人のボランティア活動での事故に対応します。
保険期間: 1年間(毎年4月1日?翌年3月31日)
保 険 料: 補償額に応じて,年間490円又は720円
保 険 金: 死亡・後遺障がい…1,418万円?2,000万円
「スポーツ安全保険」
(財)スポーツ安全協会
加入手続きを行った5名以上のアマチュアの団体の構成員を補償対象とします。
保険期間: 1年間(毎年4月1日?翌年3月31日)
保 険 料: 年間600円
保 険 金: 死亡…2,000万円 後遺障がい…3,000万円(最高)
2.各種の情報案内
被災地では余震が続いており、地域によっては立入が制限されている場所もありますので、出発前に、現地の情報を十分に収集するとともに、ボランティア活動のマナーを確認しておいてください。
「文部科学省」
・全国の放射線モニタリング情報
・子供の学び支援ポータルサイト
「全国社会福祉協議会」
・東日本大震災被災地支援活動
・被災地支援・災害ボランティア情報
・被災地災害ボランティアセンターの設置状況
「内閣府」
・防災とボランティア
・防災ボランティア活動の情報・ヒント集
・防災ボランティアのお作法集
3.問い合わせ先
北海道大学「東日本大震災学生救援センター」(高等教育推進機構1階「学務部事務室内」)
学務部学生支援課 担当 徳山、加福 電話 011-706-7452、7466