“Research for Laughter, Research for Thinking” 「『研究』で笑い 、『研究』で考える」

【2018年10月5日 開催レポートを更新しました】
1991年に、ノーベル賞のパロディとして創設された、イグ・ノーベル賞。「人びとを笑わせ、そして考えさせた業績や研究」に対して贈られるこの賞は、受賞研究が面白いということだけでなく、その授賞式もノーベル賞受賞者をも巻き込んでユーモアを交えて行われることで知られています。
今回のイベントでは、北海道大学のイグ・ノーベル賞受賞者、中垣俊之さん(2008年と2010年、計2回受賞)と、吉澤和徳さん(2017年に受賞)、そして、イグ・ノーベル賞創設者のマーク・エイブラハムズ氏が本学で対談します。冒頭でマーク氏にお話をしていただいた後、3名で「面白い」研究の意義、そのような研究をうみだす環境のありかた等についてざっくばらんに議論します。
※本イベントは、本学のCoSTEP受講生・修了生・ALP生を対象としています。
※同時通訳あり。
※イベントの様子は、本ウェブサイト等で後日公開予定です。
ゲスト
■マーク・エイブラハムズ氏(イグ・ノーベル賞創設者)
■中垣 俊之氏(北海道大学 電子科学研究所長・教授)
■吉澤 和徳氏(北海道大学 大学院農学研究院 准教授)
イグ・ノーベル賞(Ig Nobel Prize)とは?
イグ・ノーベル賞は、1991年に創設された「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に与えられる賞で、”表のノーベル賞”に対して”裏ノーベル賞”とも言われています。授賞式は毎年秋に開催され世界的な話題となっています。日本人も、「カラオケ」や「たまごっち」、「バウリンガル」といった商品や、「ハトを訓練し、ピカソとモネを区別させることに成功」、「床に置かれたバナナの皮を、人間が踏んだときの摩擦の大きさ」、「前かがみになって股の間から後ろ方向にものを見ると、実際より小さく見える股のぞき効果」といった研究などで、これまでに23組もの研究者が受賞しています。先日行われた2018年授賞式でも日本人が受賞し、現在12年連続受賞中。
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