大気海洋相互作用分野
大気海洋相互作用分野について
極地の海から地球環境の変化を探る
近年、海洋が南極氷床を溶かし地球全体の海水位上昇に寄与しています。氷床から流れ出た融け水が、南極発の深い全球海洋循環を弱めているという指摘もあります。極域海洋は地球環境の大きな変化の舞台であり、その実態把握のために、南極海や北極海などの現場でしか行うことのできない観測的研究を行っています。
研究内容
私たちの研究室では、近年の地球温暖化とともに地球規模で進行する気候変動の影響が南極に代表される極域海洋にどのように影響し、また影響を受けているのかを探るため、極域海洋に観測船ででかけ、実際の海の水温や塩分、流速、各種トレーサーなど様々な状態を計測することで、海況とその変化の実態把握に取り組んでいます。とりわけ南極地域における現場観測は、人類社会に大きな影響を与える将来予測の基礎となるためとても重要です。現在、極域海洋で変化が生じていることは、過去からのこうした現場観測のつみかさねによりはじめて明らかになるものです。私たちはこうした観測に大学院生を帯同して大自然の最前線にたつ若手研究者として育成し、こうした研究を未来に向けて継続、推進していこうと考えております。
基金の使途
- 大学院生の南極派遣に要する旅費
- 同じく装備品(防寒着等)にかかる費用
- 同じく身体検査費用
- 観測研究成果発表のための研究集会派遣に要する旅費
ご寄附の特典
- 1万円以上のご寄附をいただいた方には、低温科学研究所独自の返礼品をご用意しております。
その他「北大フロンティア基金」の特典が適用されます。
