脳科学研究戦略推進プログラム

文部科学省脳科学研究戦略推進プログラム(脳プロ) 課題F

文部科学省脳科学研究戦略推進プログラム(脳プロ)は、「社会に貢献する脳科学」の実現を目指し、平成20年度よりスタートしました。これまで、課題AからEまでの研究が進められてきました。

平成23年度より、さらに新しい課題がスタートしました。課題F:精神・神経疾患の克服を目指す脳科学研究(健康脳)と課題G:脳科学研究を支える体系的・集約的な情報基盤の構築(神経情報基盤)です。

このなかで、課題Fについて、拠点長の山脇成人(広島大学教授)、三國雅彦(群馬大学教授)および岩田仲生(藤田保健衛生大学教授)と北大チームは連携し、「うつ病等研究チーム」を構成し、うつ病・双極性障害を含む気分障害などの病因を分子・細胞・システムレベルで解明します。

このほか課題Fには、「発達障害研究チーム」と「脳老化研究チーム」がスタートし、それぞれ乳児期から幼児期にかけて生じる発達障害に関わる生物学的要因、発症メカニズムの解明、遺伝的要因による脳の健康逸脱機構や異常な脳老化のメカニズムの解明を目指します。

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