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ホヤに卵を預ける魚を初めて特定 〜カジカ科魚類の産卵管と産卵行動は,産みつける宿主に応じて進化していた~ (北方生物圏フィールド科学センター 准教授 宗原弘幸)(PDF)

2019年4月18日
大阪市立大学
岐阜大学
総合地球環境学研究所
東海大学
北海道大学

概要

大阪市立大学大学院理学研究科(元新潟大学理学部附属臨海実験所)の安房田智司准教授の研究グループは,岐阜大学、総合地球環境学研究所,東海大学,北海道大学と共同で,他の生物に卵を預ける海産のカジカ科魚類 8 種について産卵宿主種(ホヤやカイメン)の特定に成功し,さらにはカジカ 科魚類が産卵管を宿主種の種類や大きさに応じて進化させていることを世界で初めて発見しました。
 
今回の発見は,生態研究がほとんど進んでいない冷たい海域の動物の生態を知るうえで,非常に重要な成果と言えます。
 
本研究内容は 2019 年 4 月 6 日に海洋生物学の専門雑誌『Marine Biology』のオンライン版に掲載されました。
 

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