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~新船を「おしょろ丸」と命名~

水産学部附属練習船「おしょろ丸」代船 命名・進水式を挙行
~新船を「おしょろ丸」と命名~

 水産学部附属練習船「おしょろ丸」代船に伴う命名・進水式を、平成26年3月14日(金)に岡山県玉野市の三井造船玉野事業所にて行いました。
 前日の大雨模様であった天候とは打って変わり晴れ渡る天候の中、本学からは山口佳三総長、村田直樹理事・事務局長、嵯峨直恆水産学部長、川上豊函館キャンパス事務部事務長、髙木省吾おしょろ丸船長、他14名が列席し、佐伯浩本学前総長、三井造船株式会社 田中孝雄代表取締役社長ら関係者を含め計50名が出席しました。
 命名・進水式では、山口総長が新船を「おしょろ丸」と命名し、山口聡子様の支綱切断により「おしょろ丸」は船台から美しい姿で水面に向けて滑走・進水しました。
 支綱切断とは、新たに建造された船舶を最後に繋いでいる「支綱」を切断する儀式であり、「新しい船が生まれる」という意味からこの儀式は女性によって行われることが多く、今回のおしょろ丸においても歴代のおしょろ丸と同様に、命名者である山口総長のご令嬢に行っていただきました。
 新船は全長約78.3m、幅13m、総トン数は約1,600トン、最大搭載人員は99名(内学生60名)であり、格納型フィンスタビライザーにより船体動揺を低減し、荒天時でも海洋観測を継続することが可能です。また、8,000m級ウインチや最新型の海底地形探査装置も備え、研究室及び学生実習室も拡大することで、海洋での「教育プラットフォーム」として人材育成及び研究調査等を今まで以上に進めていきます。
 今後は引き続き三井造船玉野事業所にて艤装工事、海上公試等を実施した後、本年7月末までに本学へ引き渡しされる予定です。

函館キャンパス事務部

おしょろ丸