6月23日(木)、本学環境科学院と中国の厦門大学地球科学・技術学部との間で、コチュテル・プログラムに関する覚書の締結が行われました。昨年12月にコチュテル・プログラムの制度を本学で導入して以来、初めてのプログラム覚書締結となります。
コチュテル・プログラムとは、本学と外国の大学との間で協定等を締結し、博士後期課程の学生に対し、両大学の教員が計画的にそれぞれ原則1年以上の研究指導を行うプログラムのことで、その共同研究指導を受けた学生が本籍大学の修了要件を満たした場合、「博士課程修了に必要な研究指導は○○大学(注:連携大学名が入ります)と共同で実施したものである」との文言が記載された学位記が発行されます。
厦門大学は、1921年に華僑の実業家である陳嘉庚によって創設された華南地区を代表する名門大学であり、27学部、約4万人の学生を擁する総合大学です。本学と厦門大学は2010年11月25日に大学間交流協定を締結して以来、相互訪問や国際学会等に加え、北海道大学交流デーを通じて交流を深めてきました。
本覚書の締結により、海洋学、地球化学、生態学、気候学などの地球環境科学分野における、両大学の更なる教育・研究交流の推進が期待されます。
なお、コチュテル・プログラムの詳細については、以下のリンク先をご参照ください。
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http://www.hokudai.ac.jp/international3/folder20150515-001/rules/doubledegree/
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厦門大学理事長との面談(2016年5月来訪時) 北方生物圏フィールド科学センター・
忍路臨海実験所への訪問(2016年3月)