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名和総長が清華大学を訪問

 2018年3月26日(月)に名和豊春総長,横田 篤農学研究院長,齋藤 健保健科学研究院長他5名が,清華大学(北京)を訪問しました。

 清華大学と本学との連携は,2003年に清華大学化学系と本学触媒化学研究センターとの間での部局間交流協定が締結されたことから始まり,2008年6月には,これまでの交流実績を踏まえ,大学間交流協定へと発展させ,それ以降全学レベルでの緊密な関係を築いてきました。  

 今回の訪問は,2017年7月に北海道と清華大学との間で締結した覚書に基づき,北海道知事が本学関係者や道内日中関係者,経済関係者とともに清華大学を訪問し,今後の交流の方向性について清華大学学長と協議する目的で実施されました。

 26日(月)午前中には,中日友好協会を表敬訪問し,中日友好協会 唐家 ?会長らと会談を行いました。午後には,清華大学芸術博物館及びSchwarzman COLLEGEを視察した後,清華大学陳旭書記を表敬訪問しました。

 夕方からは,同大学の講堂にて記念講演会が行われ,高橋はるみ北海道知事と名和総長が基調講演を行い,横田農学研究院長から農学研究院の紹介,齋藤保健科学研究院長から保健科学研究院の紹介がありました。本講演会には,清華大学の教職員及び学生等,約120人の参加がありました。

 名和総長の基調講演では,本学が現在取り組んでいる大学の国際化,中国との交流状況について紹介された他,産学官連携に関する取り組みを紹介されました。講演の中で,北大リサーチ&ビジネスパーク構想について触れられ,今後は,他分野融合による新学術領域の創造も試み,気候変動,少子高齢化,資源枯渇問題などの人類共通の課題の解決に重点的に取り組んでいくことを述べられました。さらに,北海道の自然や食資源,北海道と中国との交流についても紹介され,北海道と中国の交流発展の期待も述べられました。

 本学はこれからも,清華大学との学術・研究交流を推進していきます。


講演する名和総長

記念講演会

(国際部国際連携課)