新着情報

ホーム > お知らせ > 名和総長が浦項工科大学校(POSTECH)の教職員研修で講演

名和総長が浦項工科大学校(POSTECH)の教職員研修で講演

 名和総長は、6月19日、ルスツリゾート(虻田郡留寿都村)で行われた浦項(ポハン)工科大学校(POSTECH)の教職員研修において、講演しました。POSTECHは、大韓民国の浦項市にある私立大学で1986年に設立されました。優秀な工学系人材を輩出する名門校で、2018年の世界大学ランキング(THE)では137位、アジアで12位と高く評価されています。本学との交流は、2016年に、POSTECHと工学研究院・工学院・工学部、情報科学研究科、総合化学院が、部局間交流協定を締結し学術交流を開始しました。

 今回の研修には、POSTECHのDoh-Yeon Kim学長や副学長6名をはじめとする役員の他、学部長や一般の教職員等を合わせ総勢約140名が参加し行われました。名和総長は研修の2日目に、全参加者に向けて「独立心と自律心を持った豊かな北海道大学」と題して英語による特別講演を行いました。

 名和総長は講演の中で、POSTECHや韓国の他大学との学術交流状況、工学研究院が取り組んでいる日中韓ジョイントシンポジウムについて紹介し、本学と韓国の大学との交流推進への期待を述べました。その後、名和総長が掲げている2つの使命である「世界トップ100を目指す研究・教育拠点の構築を目指す取組」及び「北海道の地域創生を先導する本学の取組」として、国際連携研究教育局(Gi-CORE)、北大リサーチ&ビジネスパーク、COI「食と健康の達人」拠点、北海道フードバレーといった具体的な取組を紹介しました。

 参加者は、講演に熱心に聞き入り、メモを取るなどしていました。名和総長は、時折冗談を交えるなど、講演は終始和やかな雰囲気で行われ、成功のうちに終了しました。今回の講演をきっかけに、本学とPOSTECHとの交流を一層推進していきます。


講演する名和総長

熱心に聞き入る参加者