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清華大学顧前学長一行及び学生訪問団が本学を訪問しました

 2018年7月26日(木)清華大学顧前学長一行及び同大学学生訪問団が本学を訪問しました。

 清華大学は中華人民共和国の歴代指導者を含め,世界で活躍する国際人材を輩出してきた名門大学です。本学とは2008年に大学間交流協定を締結しており,活発な交流を重ねてきました。

 今回,北海道命名150年,日中平和友好条約締結40周年を記念し北海道大学・清華大学そして北海道の共催で「美しい農村・豊かな生活・生命(いのち)」をテーマとするフォーラムが本学学術交流会館で開催されました。「美しい農村」構想は習近平中国国家主席が提唱するものです。本フォーラムでは,この構想における中国が目指す農村振興のあり方を紹介していただくと共に,道内の農村振興のために取り組んでいるキープレイヤー達を招いて,それぞれの取り組み状況について情報を共有することで,今後の農村のあるべき姿について参加者と共に考えることを目的としており,134人が参加しました。
 清華大学の顧秉林(こ・へいりん)前学長をはじめとする関係者が本フォーラムに参加するため本学を訪れました。冒頭では北海道の辻泰宏副知事,清華大学顧前学長につづき,本学名和豊春総長が挨拶をしました。挨拶では,これまでの本学と清華大学の交流の歴史を紹介するとともに,本学が国内外の産学官との連携を推進し,組織の垣根を越え,産業の育成や施策に貢献して行くことの意義について述べました。
 また,フォーラム第一部では本学農学研究院柳村俊介教授から北海道農村の特徴と将来に向けた課題についての発表がありました。

 同日,同じく学術交流会館において,中国の清華大学と北海道大学の学生交流が行われました。清華大学の学生60名は,7月22日より,「日中植林・植樹国際連帯事業」の一環で,日本を訪れており,東京,札幌での,植樹,環境関連の研修の後,北海道大学を訪れました。
 学生交流会では,最初に,国際連携機構の川野辺創副機構長が,北海道大学について説明しました。その後,清華大学の学生による高胡,二胡などの中国伝統楽器の演奏が行われ,参加者は美しい音色を楽しみました。北海道大学からは,サークル「縁」がエネルギッシュなよさこいソーランの踊りを披露し,会場は大いに盛り上がりました。

 今回の来訪を機に,今後本学と清華大学の交流がますます活発になることが期待されています。


フォーラムで挨拶する名和総長

清華大学の学生による演奏

北海道大学の学生によるよさこいソーラン