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APECS-UArctic Science Communication Workshop派遣報告会を開催しました

 2019年3月7日(木),APECS-UArcticScience Communication Workshop派遣報告会が開催され,笠原正典理事・副学長,島竜一郎国際部長をはじめとして,北極域研究センターの教員や北極圏に興味のある学生ら約15名が出席しました。

 同ワークショップは,2018年9月3日-4日にフィンランド共和国のオウル大学(オウル市)で開催された北極圏大学総会(UArctic Congress)中の学生向けセッションとして実施されたものです。本学からは2名の学生が参加し,北極圏大学教授陣による講義と実習を受講しながら「サイエンス・コミュニケーション」について学びました。

 報告会では,参加者の1人である環境科学院博士後期課程3年の大久保祐作さんが発表し,ワークショップの概要のほか,現地で学んだことや今後の研究への活用などについて紹介しました。また,発表後の質疑応答時間にはワークショップの様子などについて,出席者から積極的に質問がありました。
 最後には,笠原理事・副学長から,大久保さんのワークショップ参加及び報告に対する労いと今後の研究生活への温かい励ましの言葉がありました。

 北海道大学は,UArcticで実施される学長フォーラム及び学生向けセッションに積極的に参加しており,次年度の学長フォーラム及び学生フォーラムはカナダのトレント大学(ビーターボロ)にて開催される予定です。同フォーラムなどへの参加を通じて,北極圏の大学との交流がさらに発展することが期待されています。

*UArctic(University of the Arctic, 北極圏大学)とは,北方圏の課題に係る教育・研究のための教育機関ネットワークのこと。本学は,2011年から日本から唯一の非北極圏メンバーとして加盟している。APECS(Association of Polar Early Career Scientists)とは,学生や若手研究者の中で主に北極圏を対象とした研究者のための国際学術組織のことである。APECS-UArctic Science Communication Workshopは上記2組織の共催で実施された。


大久保さんの発表

笠原理事・副学長からのコメント