リスト・ベンジャミン氏(化学反応創成研究拠点(WPI-ICReDD)主任研究者・特任教授)がノーベル化学賞を受賞したことに伴い,本学関係教員による記者会見を行いました。
記者会見では,化学反応創成研究拠点の前田 理拠点長と,リスト氏と同じ研究チームである辻 信弥特任助教が発表し,ICReDDやリスト氏らの研究内容について説明しました。
リスト氏の受賞に関し,前田拠点長は「受賞に興奮するとともに大変喜んでいます。いつか受賞するのではとの共通認識はありましたが,若くして受賞されたので驚きました。引き続き一緒に研究を進めていきたいです」と述べました。
また,辻特任助教は「リスト氏が受賞の対象となった触媒を開発したのは僕と同じくらいの年齢だったのでとても触発されるとともに,もっと頑張らないといけないなと思いました。このように世の中を変えるような研究を自分と同じよう年齢でしていた人がいるというのは大きな励みであり,夢が広がります。」と語りました。
会見後には,研究室の見学も行いました。