本学が参画し、函館市が申請しておりました事業計画「魚介藻類養殖を核とした持続可能な水産・海洋都市の構築~地域カーボンニュートラルに貢献する水産養殖の確立に向けて~」が、内閣府「地方大学・地域産業創生交付金」の令和4年度交付対象事業に決定されました。
この内閣府の交付金は、「地域における大学の振興及び若者の雇用機会の創出による若者の修学及び就業の促進に関する法律」に基づくもので、首長のリーダーシップの下、産学官連携による地域の中核的産業の振興や雇用創出と大学改革を一体的に行う優れた取組を重点的に支援し、地域における若者の修学・就業を促進するものです。
今回決定されました函館市の事業計画「魚介藻類養殖を核とした持続可能な水産・海洋都市の構築~地域カーボンニュートラルに貢献する水産養殖の確立に向けて~」は、本学大学院水産科学研究院を中心に、地域の高等教育機関、研究開発機関、企業、漁業者等が連携し、日本初となる「キングサーモン」と「コンブ」の完全養殖生産に向けた研究開発や、漁業を始めとする一次産業の付加価値向上を担う人材育成を進め、持続可能な水産・海洋都市の構築を目指すものです。