6月16日（金）、創成研究機構化学反応創成研究拠点（WPI-ICReDD）の新棟落成記念式典が開催されました。
2023年2月末、北海道大学札幌キャンパス内、北キャンパス地区にICReDD専用の新たな研究棟（北キャンパス総合研究棟8号館）が完成しました。
新棟は異分野の研究者が一つの空間に集い、密な連携を可能とするアンダーワンルーフ型の研究施設として設計され、ICReDDにおける融合研究のさらなる加速が期待されます。また、従来施設に比べ50％以上の省エネルギー化を実現した建築であり、環境に配慮した施設となっています。
式典の開式にあたり、本学寳金清博総長からの挨拶の後、文部科学省から奥野 真大臣官房審議官より文部科学大臣祝辞のご代読、独立行政法人日本学術振興会世界トップレベル研究拠点プログラムから宇川 彰プログラムディレクターより祝辞を賜りました。
落成記念式典で挨拶をする寳金総長
テープカットの様子
式典に引き続き、新棟内覧会が開催されました。内覧会では新棟の建築上の特徴や実験室、最先端の装置、研究室の特徴を説明し、中でも新棟の大きな特徴である、2フロアにまたがる広い吹き抜け空間に約100名の研究者が分野の垣根を越えてデスクを構える「フュージョンリサーチオフィス」は、ご参加の皆様からの関心を集めていました。
フュージョンリサーチオフィス
最後に、ICReDDの前田 理拠点長より閉会の挨拶が述べられ、ICReDD新棟落成記念式典および内覧会は盛会のうちに終了しました。
挨拶をする前田拠点長
