2024年7月24日
ポイント
●脊髄損傷の治療薬(TMS-010)は北海道大学で見出された脊髄損傷治療薬候補化合物。
●血液脳脊髄関門の破綻を防ぐことで、脊髄の二次損傷を抑制する神経保護作用が期待。
●全世界における脊髄損傷治療薬候補化合物の独占ライセンス契約をティムス社と締結。
概要
北海道大学大学院医学研究院の角家 健特任准教授らの研究グループは、脊髄損傷治療薬候補物質(以下、「本剤」という。)を見出し、北海道大学にて特許出願を行いました。
株式会社ティムス(以下、「ティムス」という。)と北海道大学は、2022年7月にオプション契約を締結し、有効性、安全性、市場性等について評価を進めてきました。この度、ティムスは、当該オプション権の行使により、北海道大学が保有する本剤の知的財産権に関する、全世界における独占的実施許諾契約(以下、「本契約」という。)を2024年7月3日付で締結し、開発番号TMS-010として本剤の臨床開発が進められることとなりました。
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