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Rapidus株式会社 小池淳義社長が講演

2024年117日(木)、最先端半導体の量産を目指すRapidus株式会社の小池淳義代表取締役社長を迎え、本学の学生や教職員を対象に講演会が開催されました。対面とオンラインを含め約300名が参加し、小池社長が語るRapidusの挑戦と今後のビジョンに耳を傾けました。会の後半では、小池社長が学生たちのさまざまな質問に答えました。

講演会は工学研究院工学系広報室の川本真奈美学術主任専門職が司会を務めました。開会のあいさつでは、総括理事で半導体拠点形成推進本部長も務める山口淳二副学長が、「北海道大学とRapidusは、今年6月に包括連携協定を締結しており、半導体人材の育成や最先端の半導体研究を推進したいと考えています。Rapidusが挑戦している先端半導体への夢を、ぜひ小池社長に語ってほしいです」と話しました。

講演「千載一遇の機会に賭ける!~Rapidusの歩みと挑戦~」では、小池社長が2022年にRapidusを設立した経緯や、現在千歳市に建設中の工場の進捗状況、ダイバーシティを重視して社員を採用していることなどを説明しました。

小池社長は、「半導体はスマートフォンなどに使われ、人々の生活を便利にしましたが、人々を真に豊かに、幸せにするような半導体をつくっていくのが我々の大きなゴール。北海道の地から全世界を変えるような、新しい北海道を皆さんと一緒に築いていきたいです」と語りました。

講演に続き、「社長×北大生 クロストーク」と題したディスカッションが行われ、半導体やAIの研究に携わる工学部・工学院の学生をはじめ、経済学院、文学院から計7名の学生が参加しました。

情報科学研究院の浅井哲也副研究院長がファシリテーターを務め、学生からは「Rapidusの将来像と求める人物像は」「文系でも就職できるか」などの質問がされ、Rapidusへの関心の高さがうかがえました。

小池社長は「半導体製造はあらゆる分野の人が必要で、熱意と情熱を絶えず持ち続けられることが大事。学生の皆さんには、北大というすばらしいキャンパスで、新しいものをつくることに挑戦していってほしいです」と学生を鼓舞しました。

閉会のあいさつでは、幅﨑浩樹工学研究院長が「本学としても北海道の発展に貢献すべく、半導体の人材育成について分野を超えて議論しているところです。Rapidusと一緒に、北海道を元気にしていきたいと思っています」と締めくくりました。

(取材協力:経営企画本部 企画課 半導体拠点形成推進本部事務室担当)
(文責:広報・社会連携本部 広報・コミュニケーション部門)

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未来の自分へインプットーク
「千載一遇の機会に賭ける!~Rapidusの歩みと挑戦~」

日時:2024117日(木)16451800
会場:北海道大学学術交流会館講堂
対象:北海道大学の学生・教職員
主催:北海道大学 半導体拠点形成推進本部
共催:北海道大学 大学院工学院・工学研究院・工学部、大学院情報科学院・情報科学研究院、大学院教育推進機構
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