令和7年5月9日(金)に、北海道大学(以下「本学」)、安藤忠雄建築研究所、札幌市が、「(仮称)こども本の森」の完成イメージを公開しました。
「こども本の森」とは、世界的建築家の安藤忠雄氏が、ご自身が設計・建築費を負担して自治体に寄贈しているこどものための図書施設で、本学で寄贈を受けて開設すること、運営には札幌市も参画し、札幌市と本学が協力することについて、令和5年11月7日に三者で合意しています。
本発表会では、施設の外観と内観の完成イメージ(各1枚)が公開されるとともに、正式名称を「こども本の森 札幌・北大」とする方針も発表されました。
安藤氏からは、本建築のコンセプトが「自然との共生」であること、そして「こども本の森 札幌・北大」を育てていくのは、北海道の方々の力と想いであるとのお話がありました。
現在、2026年夏頃の開設を目指し、建築工事が進行中です。開設後は、本学構内に立地する特性を生かしながら、地域とともに育む「知の空間」として、こどもたちに親しまれる場となるよう取り組んでまいります。
また、同日、株式会社SCSKが運営するふるさと納税のポータルサイトに「こども本の森」プロジェクトが追加されました。SCSKのふるさと納税では、応援したい大学や地域の教育活動プロジェクトに、ふるさと納税の仕組みを使って寄附することができ、一般的なふるさと納税と同様に、所得税や住民税の控除を受けることができます。
みなさまからの温かいご支援をお待ちしております。
完成イメージを前に写真撮影に応じる寳金総長(左)、秋元札幌市長(右)、安藤氏(中・オンライン)
挨拶をする寳金総長
公開された完成イメージ(提供:安藤忠雄建築研究所)
SCSKのふるさと納税の「こども本の森」プロジェクト