9月26日(金)〜29日(月)、10月3日(金)の5日間、本学にてホームカミングデーが開催されました。
今年は、来年に迎える創基150周年に向けて学内外の機運を高めるカウントダウンイベントとして開催されました。
27日(土)には、学術交流会館にて歓迎式典が行われ、卒業生や教職員など約178名が参加しました。
北海道大学交響楽団の演奏で始まった式典では、寳金清博総長が挨拶で「世界各地の大学を見てきたが、北大のキャンパスは格別に美しい。大学が持つアセット(資産や価値)を大事にしながら、来年の150周年に向けて学生、教職員、卒業生、そして社会との連携をさらに強化していく」と意気込みを語りました。
北海道大学交響楽団による四重奏
挨拶する寳金清博総長
続いて「第64回七大学総合体育大会報告」では、大会実行委員長の近藤紫さん(理学部4年)より、本学の優勝と、初めての2連覇を達成したことが報告され、会場は拍手で包まれました。
七大学総合体育大会の報告をする近藤紫さん
記念講演では、工学研究院の石井一英教授が「地域資源の循環を中心とした異分野連携・融合研究」と題し、現在異分野の研究者や企業などと行っている取り組みを紹介。「再生可能エネルギーに恵まれた北海道から進めていきたい」と、グリーン・トランスフォーメーション(GX)の展望について説明しました。
工学研究院の石井一英教授
来年の創基150周年に関連して、横田 篤理事・副学長からは大学が準備を進めている記念式典や記念事業について、広報インターンの尾田碧亜さん(教育学院修士課程1年)からは学生目線で取り組んだSNS企画などについて、それぞれ紹介がありました。
横田 篤理事・副学長
広報インターン学生の尾田碧亜さん
北海道大学応援団・応援吹奏団がパフォーマンスを披露した後、全員で「都ぞ弥生」を斉唱し、式典は閉会しました。
「都ぞ弥生」を斉唱する様子
午後からは、創基150周年記念トークイベントがオープンイノベーションハブ「エンレイソウ」で行われました。
保健科学研究院の寒川美奈教授、北海道大学病院の小林範子講師、新札幌整形外科病院の後藤佳子氏、北海道医療大学の笠師久美子特任教授が登壇し、「女性アスリートの健康問題」と題して、スポーツに取り組む女性が直面する問題について議論し、集まった参加者たちは熱心に耳を傾けていました。
「エンレイソウ」で開かれたトークイベント
このほかにも部局や同窓会が主催する行事が各所で行われ、多くの卒業生たちが母校に集い旧交を温めました。
(取材協力:社会共創部 広報課卒業生・基金室)
(文責・写真:広報・社会連携本部 広報・コミュニケーション部門)