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「こども本の森 札幌・北大」名誉館長 委嘱状交付式を開催


委嘱状を手にするヤマザキマリさん(中央)、秋元克広札幌市長(左)、寳金清博総長(右)

 2026年夏、建築家 安藤忠雄氏からの寄贈を受け、北海道大学札幌キャンパスに開館を予定しているこども向け図書館「こども本の森 札幌・北大」の名誉館長に、ヤマザキマリさんが就任しました。ヤマザキさんは17歳で単身イタリアへ渡って美術を学び、現在は、漫画家、文筆家、画家として国内外で幅広く活躍しています。その経験や知識は、「こども本の森 札幌・北大」が掲げる「こどもに知をひらく」というコンセプトの実現に寄与するものです。また、ヤマザキさんは過去に北大でイタリア語の講師を務め、札幌のテレビ番組ではリポーターとして活躍するなど、北大と札幌市との関わりも深く、今回の就任となりました。


建設中の「こども本の森 札幌・北大」

 2026年1月30日、札幌キャンパスのFMI国際拠点で委嘱状交付式が行われました。札幌市の秋元克広市長から委嘱状を受け取ったヤマザキさんは、「図書館は、人間のメンタリティの一番大事な栄養素を供給してくれます。物事を考えたり、好奇心を持って想像を膨らませることの大切さを教えてくれる場所だと思います」と自身が考える図書館の価値を話し、「自分がどのように本に助けられてきたかなど、こどもたちに直接伝える機会があればと想像を膨らませています」と挨拶しました。


挨拶するヤマザキマリさん

 続いて、ヤマザキさん、札幌市の秋元克広市長、北大の寳金清博総長による短いトークセッションが行われました。ヤマザキさんは、14歳の時に単身ヨーロッパを旅行した経験を披露。「ルーブル美術館では、過去の人々が残した作品を、現代の人々が一つの栄養素として欲している現場を目の当たりにしました。その時に、将来芸術の道へ進もうという自分の選択は、苦労を伴うかもしれないが間違ってはいないと判断しました」と振り返りました。

 芸術の道へ進んでからも、幼少期の図書館での経験が生きているというヤマザキさん。「漫画家に必要な想像力を言語に置き換える力は、図書館で培ったもの」と説明し、「こどもの時に一つの礎として支えてくれた大事な場所が図書館だったので、名誉館長のお話をいただいて本当にうれしく思います」と話すと、寳金総長は、「今のお話で、どれだけ名誉館長に適任か皆さんおわかりになられたかと思います」と期待を寄せました。


図書館への思いを話すヤマザキさん(右)、寳金総長(左)、秋元市長(中央)

 ヤマザキマリさんの名誉館長就任により、「こども本の森 札幌・北大」開館への期待がより一層高まります。

ヤマザキマリさんから創基150周年を迎える北大へのメッセージ

 創基150周年を迎える北大へ、ヤマザキさんからメッセージとイラストをいただきました。ラテン語「SIENTIA EST POTENTIA」は、「知は力なり」という意味だそう。代表作テルマエ・ロマエの主人公の頭にのったタオルにはHOKUDAIと書かれています。

  

 北大では、学内外の皆さまのご協力のもと、創基150周年を迎える北大へのメッセージをいただいています。創基150周年記念特設サイトに掲載していますのでぜひご覧ください。

https://150th.hokudai.ac.jp/cheer

【文責:広報・社会連携本部 広報・コミュニケーション部門】
【取材協力:社会共創部 社会連携課】