「海外ラーニング・サテライト」とは、本学と海外協定大学が連携し、世界を教育フィールドとして海外で共に学ぶ授業プログラムです。
今回、本事業の理念にご賛同いただいた北海道ガス株式会社様よりご支援を受け、同社の企業研修の一環として社員が「海外ラーニング・サテライト」で実施するプログラムに参加しました。企業研修として位置付けたうえで、本学学生と共に実施する共修プログラムは、本取組が初の試みとなります。
企業研修として選定されたのは、獣医学研究院が実施する「One Healthに資する人材育成-ボツワナ共和国の環境、生物、人を包括して(実施地:ボツワナ共和国)」で、2026年2月10日(火)から2月21日(土)まで実施されました。
4月20日(月)、北海道ガス株式会社本社において「海外ラーニング・サテライト事業海外研修プログラム報告会」が開催され、本研修に参加した同社の奥泉文菜氏と、大学院獣医学院博士課程4年の小笠原浩平氏より企業人と学生それぞれの視点から研修報告が行われました。
奥泉氏からは、本研修を通じて、将来を見据えた運用や事業計画の必要性、多角的な視点から根本原因を追究することの重要性、さらに海外では文化の違いを踏まえた信頼関係構築の重要性について発表がありました。また、前例のない未知の土地へ挑戦することや、実際に現地を訪れ自らの目で確かめることの大切さについても言及がありました。
小笠原氏からは、川、海、土壌などの自然環境中に存在する環境DNAの現地での調査活動について、現地で採取した水から細菌のDNAを抽出し、野生動物が多く生息する地域と鉱山地域を比較し、目には見えない人間活動の影響を環境細菌の観点から調べた旨、報告がありました。
令和6年度に採択された文部科学省補助金事業「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」にて実施する「ウェルビーイング社会の実現に貢献するグローバル人材育成(HOKUDAI国際共創の構築)」において、新たな国際共創として「海外ラーニング・サテライト」をコアカリキュラムとして位置付けています。
教育イノベーション機構では、今後も全学の国際化と学生のグローバルな視野の拡大を促進するとともに、地域や企業との連携を一層強化し、新たな国際共創のロールモデルとなる事業展開を推進してまいります。
プログラムの様子
奥泉氏による発表
小笠原氏による発表



















