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アルコールパッチテスト

日本人の約4割はお酒の飲めない体質だといわれています。飲むと心臓がドキドキ、頭がガンガンして苦しくなる人達です。

アルコールは体内で分解される過程で「アセトアルデヒド」という物質になります。これがドキドキ、ガンガンなどの症状をもたらす元凶。これを分解してくれるのが『ALDH2』です。この『ALDH2』の働き方によって、体質の違いが決まります。

「ぜんぜん飲めない族」、「ホントは飲めない族」、飲みすぎ注意の「危ない族」。これらの「体質の違い」を知って、お酒と賢くつきあいましょう。

アルコールパッチテストは、アルコールに対する体質を判定します。当センターでは、本学の学生・教職員を対象に検査を実施しておりますので、お酒が飲める体質かどうか、この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。

検査は20分程度で終わります。検査を受けた方には、「体質カード」を発行します。

予約制ですので、下記の電話番号までご連絡ください。

お問い合わせ

011-706-5459
011-706-5484

担当

吉村 彩 (臨床検査技師)

アルコールパッチテストの流れ

  1. 手順1 写真
    手順1 番号

    パッチテープ(薬剤のついてないガーゼ付きの絆創膏)に、消毒用エタノールを、数滴しみこませます。

  2. 手順2 写真
    手順2 番号

    1のパッチテープを上腕内側に貼ります。(日焼けしていない箇所)

  3. 手順3 写真
    手順3 番号

    資料説明やスクリーニングテストをしながら5~7分待ちます。

  4. 手順4 写真
    手順4 番号

    パッチテープを剥がして「肌の赤み」を確認し ます。

  5. 手順5 写真
    手順5 番号

    さらに5分待ち、再度「肌の赤み」を確認します。

    この時、4と5の二つのポイントでチェックした「肌の赤み」により、体質判定をいたします。

  6. 手順6 写真
    手順6 番号

    「体質カード」を受け取ったら終了です。

最後に

自分の体質がわかったら、他人の体質も尊重して、飲みすぎやお酒の無理強いなどは決してせず、上手にお酒を楽しんで欲しいと思います。

お酒は20歳になってから。