〈写真〉きたキッチンオーロラタウン店の北海道大学フェアポスターの前で。左から寳金 清博 総長、北海道大学病院 企画マネジメント部 西田 睦 准教授、北海道大学病院 栄養管理部 熊谷 聡美 副部長、増田 隆夫 理事・副学長
北大ブランド認定商品が店頭に並ぶ「北海道大学フェア」が、きたキッチンオーロラタウン店(4月5日(水)~11日(火))、新千歳空港店(5日(水)~18日(火))で開催中です。「北大おかき 海洋深層水使用あおさ味」や、「北海道大学病院×レストランAri MIND(マインド)食弁当」は、このたび初登場です。いくつかの商品の情報と、賑わいをみせたオープン初日の様子をお届けします。

4月5日(水)午前10時、中央区大通西2丁目の「きたキッチンオーロラタウン店」は、開店とともに多くの買い物客で賑わいました。新発売のMIND食弁当は、開店からおよそ30分で、売り切れてしまうほどの盛況ぶりでした。
認知症予防にマインド食弁当
北海道大学病院では、遺伝子検査に基づいた予防医療を提供する「パーソナルヘルスセンター(PHC)」を2023年中に開設する予定です。遺伝子検査で疾患リスクを知らせることで、食事や運動など生活習慣の改善を促し、自ら予防に取り組んでもらうことを目指します。PHCは先行企画第一弾として、認知症予防に効果があると報告されている「MIND食」をとり入れた弁当や、スイーツなど6種類の商品を、北海道大学病院 栄養管理部とレストランAri(当別町)との共同で開発しました。
北海道大学病院 企画マネジメント部 准教授/病院長補佐の西田 睦(にしだ むつみ)さんは、「塩分や動物性脂肪を抑えながらも、美味しく食べていただけるよう、ハーブや香辛料を加え、見た目の鮮やかさにも工夫をしています。こういった商品をきっかけに、予防医療に関心を持っていただければと思っています」と話しました。


おしょろ丸で採水した海洋深層水使用の北大おかき
お土産に好評の「北大おかき」に新しい味が仲間入りしました。水産学部附属練習船「おしょろ丸」が採水した海洋深層水をつかった「海洋深層水使用あおさ味」です。海洋深層水を採水したCTD(Conductivity-Temperature-Depth)採水システムは、水温変化や二酸化炭素吸収、海洋物質循環などの調査研究で活躍しています。水産科学研究院長の都木 靖彰(たかぎ やすあき)さんは、「水産学部では、練習船をつかってユニークな教育・研究を進めています。CTDでの調査をはじめとして、海洋の基礎研究は、地球環境を知り、水産業に活かす上で非常に重要です。気軽に手に取っていただける商品の販売が、こうした水産研究を広く知っていただく機会になればと考えています」と語りました。北大おかきは、以前から販売されていた焼きとうきび味、醤油バター味とともに、北大生協などでも購入できます。


北海道大学フェアでは、その他にも静内研究牧場で飼育された「北大短角牛」や、余市果樹園で収穫されたリンゴをつかったジュースやお菓子など、多くの商品が販売されています。ぜひ様々な商品を通じて、北大の研究の一端にふれてみてください。

北海道大学フェアは、きたキッチン新千歳空港店でも開催されています(~4月18日(火)まで)。ぜひそちらにも足を運んでみてください。

【広報・社会連携本部 広報・コミュニケーション部門 川本 真奈美】
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