<写真>令和7年度 『電波の日』総務大臣表彰・表彰式の会場で賞状を受け取る長谷山教授(右から4番目)
電波の有効利用や情報通信の発展に貢献した個人や団体に贈られる令和7年度「電波の日」総務大臣表彰の受賞者が発表され、本学から長谷山美紀 副学長・情報科学研究院教授が受賞されました。6月2日(月)、東京都内の帝国ホテルにおいて表彰式が執り行われました。
この表彰は、総務省および情報通信月間推進協議会が「電波の日」および「情報通信月間」に合わせて実施しているものです。

長谷山教授の受賞功績について、総務省は「長年にわたり総務省が行う電波利用料による研究開発等の評価に携わり、公正かつ適正な評価を通じて電波有効利用技術の実用化及び社会実装に寄与し、国民共有の財産である有限希少な電波資源の拡大に多大な貢献をした」と評価しました。
受賞にあたり、長谷山教授は「私自身は、マルチメディアデータを対象としたAI・IoT・ビッグデータ解析技術の開発と実社会応用を研究テーマとして活動を行って参りました。私の知識や経験が、少しでもお役に立てたのでしたら大変嬉しく思います。このような賞をいただくことができましたのも、たくさんの方にご支援を賜りましたおかげです。皆様には心よりお礼申し上げます。現在大きく注目されるAI研究は、多岐にわたり、多様な方面から期待が寄せられています。一方で、その進展は早く、基礎的研究が極めて重要と考えています。今回の受賞を励みに、私が専門とする情報科学の発展と、広く多様な研究領域との連携にも貢献できるよう、精進して参ります」とコメントしました。