【ACADEMIC FANTASISTA 2025】札幌第一高校の生徒に見学講義を実施

12月11日(木)、札幌第一高校の生徒が理学研究院を訪れ、講義と研究室の見学を行いました。高校から、当日の講義レポートが届きましたのでご紹介します。

「『流れ』にのって化学を変える」理学研究院 教授 永木愛一郎

講義では、フローマイクロリアクターを用いた有機合成について、不安定な中間物質をミリ秒単位で反応させる方法や、反応条件の制御などの説明がありました。時間・混合・温度の制御や連続反応といった、フラスコを用いた化学の限界を超える技術について、川の流れや瞬間湯沸器にたとえながらわかりやすく解説していただきました。「目の前のことを180%全力でやり抜けばそれ自体が宝物になる」という永木先生の言葉に、生徒は感銘を受けていました。研究室見学では、実験装置を実際に手に取って観察し、大学院生のみなさんから詳しく説明を受けました。講義の最後に生徒から、「溶液を流す速度の制御はどうやっているのか」、「気体でも流せるのか」などの質問がありました。また、「1秒以下で反応するのはすごいと思った」、「フラスコではできない反応を可能にする技術が画期的だった」、「リアルな研究の様子を見て、自分も研究者への志が高まった」などの感想がありました。

見学前の座学で生徒のみなさんへ講義を行う永木教授見学前の座学で生徒のみなさんへ講義を行う永木教授
左 右

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大学院生の説明を受けながら研究室を見学し、実際に研究器具を手に取って観察もしました

参加した札幌第一高校のみなさん参加した札幌第一高校のみなさん

日時:2025年12月12日(金)9:00-11:30
参加校: 札幌第一高等学校
参加生徒:1-2年生 30名

(広報・社会連携本部 広報・コミュニケーション部門)

アカデミックファンタジスタとは?

北海道大学の研究者が知の最前線を出張講義や現場体験を通して高校生などに伝える事業、「アカデミックファンタジスタ(ACADEMIC FANTASISTA)」。内閣府が推進する「国民との科学・技術対話」の一環として、北海道新聞社の協力のもと2012年から継続的に実施しています。今年度は北海道の高校等を対象に31名の教員が講義を実施しています。2025年度の参加教員はこちら

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