【ACADEMIC FANTASISTA 2025】札幌第一高校の生徒へ低温科学研究所にて見学講義を実施

1月20日(火)、札幌第一高校の生徒が低温科学研究所を訪れ、講義と研究室の見学を行いました。高校から、当日の講義レポートが届きましたのでご紹介します。

「顕微鏡でみる、ミクロな水中の世界」低温科学研究所 教授 木村勇気

中谷宇吉郎先生の「雪は天から送られた手紙」に始まり、高校生が学習する「過冷却」を例にとり、生徒の思考を促しながら、そのしくみについて解説をしていただきました。また、雪の結晶の昇華から逆に結晶生成のメカニズムをたどる研究や、原始太陽系星雲内での氷の生成から分子進化を探る研究など、現在取り組んでいる研究について、高校生にもわかりやすい言葉で紹介していただきました。その後の見学では、過冷却水からの凝固やダイヤモンドダストを生徒が実際に作る体験なども織り交ぜながら、大学院生ともたくさん交流させていただきました。一見社会と関係ない地道な基礎研究も、やがて世の中に役立つことがあるというお話や、「何かに秀でていれば他分野のすごい人とつながることができる」、「専門分野のことだけではなく日本に関する広い教養を持つことで、つたない英語でも世界の人が興味を持ってくれる」という言葉に、生徒は感銘を受けていました。

生徒たちの質問に答える木村教授
生徒たちの質問に答える木村教授生徒たちの質問に答える木村教授
左 右

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過冷却水の凝固やダイヤモンドダストを作る実験を体験

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大学院生の解説を聞きながら研究室を見学するみなさん

日時:2026年1月20日(火)13:30-16:30
参加校: 札幌第一高等学校
参加生徒:1-2年生 45名

(広報・社会連携本部 広報・コミュニケーション部門)

アカデミックファンタジスタとは?

北海道大学の研究者が知の最前線を出張講義や現場体験を通して高校生などに伝える事業、「アカデミックファンタジスタ(ACADEMIC FANTASISTA)」。内閣府が推進する「国民との科学・技術対話」の一環として、北海道新聞社の協力のもと2012年から継続的に実施しています。今年度は北海道の高校等を対象に31名の教員が講義を実施しています。2025年度の参加教員はこちら

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